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ペルーレポート ♯8 マチュピチュのグッバイボーイ
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*ペルーで知り合った皆さんから、地震は大丈夫との連絡を頂きました。
被害に遭われ、命を落とされた方の冥福をお祈りするとともに、1日も早い復興を心より願っています。
以下、ペルー滞在中に書き溜めた話です。
すでに帰国していますが、ときどきペルーネタをご紹介したいと思います。
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マチュピチュの遺跡は、山のてっぺんにあることから、侵略者であるスペインに発見されずに残されたとの説がある。
そこにアクセスするためには、手前の町から深い渓谷沿いを、鉄道で1時間とちょっと乗るしかない。クルマが通る道はないのだ。
そしてマチュピチュ駅(本当の名前は別にあるけど)からバスで20分ほどかけて上がると、遺跡に辿り着くというワケだ。
(そのバスは鉄道で運んだのだとか)
で、グッバイボーイという少年たちの話。
遺跡見学を終えて戻るバスは、マチュピチュ駅に向かってつづら折れの道を下っていく。ジグザグに行くバスに対して、
直線的に下るグッバイトレイル(あ、これはニワ命名)があって、グッバイボーイはここを駆け下りながら、ひとつのバスと何度も落ち合って、
手を振ってくれるというサービス(?)をしている。
ガイドブックの地球の歩き方によると・・・
『チップ稼ぎに精を出しすぎたあまり学校に行かなくなってしまい、2003年には行政より禁止令が出された。
その後は姿を消していたグッバイボーイだが2005年に見事復活。ただ、これは長期休暇中に限ったことで、
それ以外の期間は相変わらず禁止となっている。2006年がどうなっているかは今のところ未定』
う~ん、ひと目見たいぞ、グッバイボーイ!
ボクがマチュピチュに行った時期は、長期休暇中かどうかは分からない。でも日曜日だったので、「もしや!」と密かに期待していたのだ。
そしていよいよバスが下り始め、山の中腹くらいになたときに、赤い制服(? インカの民族衣装だとか)を身に纏った10歳前後の子供が、
5人ほど道端にいた。
そのうちの一人が「グ~ッバ~~~イ」と手を振りながら、バスの横を走っている。バスの運転手も、
グッバイボーイがほどほどに着いてこられるようなペースをキープし、安全に走れるようにスペースを開けている。絶妙である。
そして姿が見えなくなったと思ったら、次のカーブの先で、また同じグッバイボーイが待ち受けて「グ~ッバ~~~イ」。
最初は無関心を装っていたバスの中の旅行者は、グッバイボーイが現れると、次第に手を振り、カメラを向けるようになってくる。
グッバイボーイは世界中からの旅人のハートを掴んだのだ!
必死に走っているようだけれど、バスがジグザグと大回りするよりも、グッバイトレイルを直滑降する方が、実は早いと見た。それはともかく、
グッバイボーイがバスが来たと思ったら、木陰からすかさず姿を現し、手を振る姿をここでは楽しみたい!
そして最後にバスが谷沿いまで下り切り、川沿いの道を数百メートル進むところでバスは一時停止。グッバイボーイがバスに乗り込み、 小さな袋を持って車内を回る。旅行者は小銭を笑顔で渡している。ボクも喜んで渡した。なんだかんだいって、楽しんだからねぇ。
マチュピチュ駅でバスを降りるときに、バスの運ちゃんとグッバイボーイが話していた。我らがグッバイボーイが、
バスの運ちゃんにリベートを求められているのかと思って見ると、2人の顔はそっくり。
あ、親子だったのね!
ガイド氏曰く「このドライバーも子供の頃は、グッバイボーイだったんですよ」!
これがグッバイトレイル
おお、これがグッバイボーイか!
グッバイボーイの登場にバスの中は拍手が
*あ、自転車の話じゃなかったですね・・・

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