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2007年4月 9日 (月)

記事タイトル

シュラフ

実践的なアウトドアノウハウをお伝えする講座の三回目。今回は、キャンプを快適に過ごすためのシュラフ選びについてお届けします。

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●シュラフ

 シュラフの性能は、そのままインシュレーター(中綿)の性能と言いかえてもいいでしょう。 インシュレーターがどれだけ多くのデッドエアー(対流しない空気)を閉じこめられるかが、保温性の鍵となるからです。

 かつては、コンパクト性と膨張復元性においてどんな化学繊維も、天然素材のダウンにかないませんでしたが、 現在は化学繊維でダウンに匹敵する性能を有するものが数多く出てきています。

 化学繊維のインシュレーターは、汚れに強く、メンテナンスが楽なのが最大のメリットです。 それでもまだ保温性とコンパクト性の点ではダウンに歩があり、厳冬期用、遠征用といった用途のシュラフには、 インシュレーターにダウンが使用されています。

 シュラフは、形から見ると、レクタングラータイプ(封筒型)とマミータイプ(ミイラ型)に大別できますが、 この項で紹介しているようなシチュエーションで使うには、シュラフ内部の空気の対流が少なく保温性の高いマミータイプがお薦めです。よく、 マミータイプは窮屈で暑苦しいという人がいますが、今の製品はほとんどが首元から足先まで開くサイドジッパーでフルオープンに出きるうえ、 ダブルスライダージッパー(二つのジッパーがついていて、上からもしたからも開けられる)によって、足の側からのオープンも可能なので、 レクタングラータイプよりはるかにフレキシブルです。

 かつては、シュラフといえば、サマーシーズン用、スリーシーズン用、厳冬期用といったおおまかなグレード分けでしたが、 最近のしっかりしたメーカー製シュラフは耐寒温度別に細かくグレードが分かれていて、 キャンプする時期と個人個人の体感の差によって適当なものを選ぶことができるようになっています。

・追記          

 ぼくは、耐寒温度が-15℃と0℃のグレード、二つのシュラフを使っています。いずれもインシュレーターはダクロンホロフィルⅡで、 前者は晩秋から冬を挟んで春先まで、後者は春から夏を挟んで秋まで使います。厳冬期の冬山では、 この二つを組み合わせてシュラフカバーに入れたり、前者にシュラフカバーの組み合わせで、 さらにダウンパーカとダウンパンツを着込んで潜り込むといった変則技を使います。

 


 シュラフは、季節やシチュエーションに合わせて選ぶ必要がある。写真は、 左側がサマーシーズン用、右がスリーシーズン用。インシュレーターは、ともにダクロンホロフィル2で、 その量がそのまま大きさの違い、保温力の違いになっている。

 インシュレーターを封入するセルを区切る縫い目に伸縮性のある糸を使い、 シュラフの中で手足が自由に伸ばせる画期的なシステムを採用したモンベルのスーパーストレッチシリーズ。 シェルの生地の違いや新世代のインシュレーター「エクセロフト」、さらに改良されたダウンなどの組み合わせで、 使用時期やスタイルに合わせたモデルを選ぶことが出来る。

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■アウトドアベーシックテクニック step1 ベーシックグッズ

 

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