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2008年2月 8日 (金)

記事タイトル

天然繊維の復権

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**モンベルスーパーメリノウールM.W.ラウンドネックシャツ**

 先日、モンベルの展示会に行ってきた。年に二回開かれる、受注展示会では、毎回、新しい素材のウェアやギアが楽しみなのだが、 今回の展示会では、今、もっともホットな分野ともいえるアウトドアウェアのレイヤードで、新しい素材が目を引いた。

 アウトドアウェアの新しい素材というと、化繊の新素材を思い浮かべるが、モンベルが展示していたのは、 防寒アンダーウェア素材としては、じつに懐かしい「ウール」だった。

 その昔、まだ、クロロファイバーやポリプロピレン、オーロンといった機能性素材が登場する以前は、汗をかいてもそれを外に放出し、 肌が濡れて体温が奪われるのを防ぐ素材としては、ウールがいちばんとされていた。

 親水性の高いコットンは、うっすらとかく程度の汗なら爽やかでいいけれど、激しい運動でぐっしょり汗をかいてしまうと、 生地自体がびしょびしょになってしまい、そのまま厳冬の冬山で着ていたりしたら、凍死しかねない。

 ウールは、その点、理想的とされたが、ウール独特のチクチク感が、肌の敏感な人には、どうにも不評だった。

 じつは、ぼくもウールのチクチクアレルギーだったので、汗に濡れないのはいいが、ウールのアンダーウェアには抵抗感があった。

 ところが、今度モンベルが発表したスーパーメリノウール素材は、もともと長繊維であり細くしなやかで、 チクチク感の少なかったメリノウールをさらに細くしなやかにしたもので、これは、もう、まったくウールという感じがしない。

 しかも、ウールは元々、最新の機能性アンダーウェアが持つ排水性能と同等の性能を持っているので、同じ性能の化繊素材と比べれば、 それが廃棄される際には、可燃ごみとできるし、そのまま土に戻してやることも可能なので、じつにエコな素材だ。

 しかし、化学技術を駆使して、様々な機能を実現してきた繊維業界が、また巡り巡って天然繊維にたどり着いたというのは面白い。

 やはり、まだまだ人間は、自然の凄さを知らなさ過ぎるというべきのなのだろうか。

■モンベル

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コメント

ファインメリノウールの本場ニュージーランドでは、もうすっかり定着しちゃってますね。

とはいえやっぱり化繊よりはるかに高価なんで、僕らプロは化繊着ちゃいますけど……。

僕も以前持ってましたけど、ダメにしちゃったあと、なかなか次のシャツに手が出ません(^^;

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