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2008年3月 8日 (土)

記事タイトル

スノーシューイング & ツリーイング その3

K10D-105

 二日目の午後は大雪原へ。

 日本海に近く、豪雪地帯にも数えられる白馬は、広い公園や田畑がそのまま大雪原になる。一日で80cmも積もったおかげで、 フカフカのパウダースノーを蹴立てて、好きな方向へ進んでいける。

 遠くに目標を設定して、目を瞑って真っ直ぐ行くと、自分では真っ直ぐ歩いているつもりが、ほぼ全員、 どちらかへ曲がって行ってしまう。

 吹雪いてホワイトアウトした広い尾根では、リングワンデリングといって、先へ進んでいるつもりが、 気がつくと元の場所に戻ってきてしまっていることがある。

 そんなことを安全にシミュレーションできるのが面白い。もっとも、最近はGPSを持っていくことが多いので、 完全にホワイトアウトしても、ナビゲーションに頼って進むことが出来るが……。

 雪原の端にある吹き溜まりの斜面では、雪屁が張り出していて、これも安全に雪屁を踏み抜いたときの感覚を味わうことができる。 しまいには、ダイビング大会になってしまったが(笑)

K10D-103
**自由に雪原を進んでいく感覚は、 夏場に楽しんでいるシーカヤックの自由さにそっくりだ**

K10D-090
**吹き溜まりの斜面に、面白そうな雪屁を見つける**

K10D-091K10D-092
K10D-094K10D-096
K10D-097K10D-098
**そして、いつのまにか、ダイビング大会(笑)**

■アトラススノーシュー
 取り扱い元 : モンベル

●スノーシューイング &  ツリーイング その4

●スノーシューイング &  ツリーイング その3

●スノーシューイング &  ツリーイング その2

●スノーシューイング &  ツリーイング その1

記事タイトル

スノーシューイング & ツリーイング その3

K10D-105

 二日目の午後は大雪原へ。

 日本海に近く、豪雪地帯にも数えられる白馬は、広い公園や田畑がそのまま大雪原になる。一日で80cmも積もったおかげで、 フカフカのパウダースノーを蹴立てて、好きな方向へ進んでいける。

 遠くに目標を設定して、目を瞑って真っ直ぐ行くと、自分では真っ直ぐ歩いているつもりが、ほぼ全員、 どちらかへ曲がって行ってしまう。

 吹雪いてホワイトアウトした広い尾根では、リングワンデリングといって、先へ進んでいるつもりが、 気がつくと元の場所に戻ってきてしまっていることがある。

 そんなことを安全にシミュレーションできるのが面白い。もっとも、最近はGPSを持っていくことが多いので、 完全にホワイトアウトしても、ナビゲーションに頼って進むことが出来るが……。

 雪原の端にある吹き溜まりの斜面では、雪屁が張り出していて、これも安全に雪屁を踏み抜いたときの感覚を味わうことができる。 しまいには、ダイビング大会になってしまったが(笑)

K10D-103
**自由に雪原を進んでいく感覚は、 夏場に楽しんでいるシーカヤックの自由さにそっくりだ**

K10D-090
**吹き溜まりの斜面に、面白そうな雪屁を見つける**

K10D-091K10D-092
K10D-094K10D-096
K10D-097K10D-098
**そして、いつのまにか、ダイビング大会(笑)**

■アトラススノーシュー
 取り扱い元 : モンベル

●スノーシューイング &  ツリーイング その4

●スノーシューイング &  ツリーイング その3

●スノーシューイング &  ツリーイング その2

●スノーシューイング &  ツリーイング その1

2008年3月 4日 (火)

記事タイトル

スノーシューイング & ツリーイング その2

K10D-044

 スノーシューの楽しみは、スキーのような長板では不自由な樹林帯の中を自在に歩けること。 その樹林帯ならではのアニマルトラッキングやネイチャーディテクティヴも面白いのだが、ツリーイングを楽しむようになってからは、 雪化粧した木に登って、雪原を鳥の目線から見たくなった。

 今回は、ツリーマスターアカデミー北関東支部の梅木氏に協力してもらって、 ツリーイングギアを人数分用意してスノーツリーイングを実践してみることにした。

 ほんとうは、見晴らしのいい斜面を登って、雄大な景色を眺めたいところだったが、二日目の午前中も時々強い吹雪となり、 セッティングも大変なので、ペンション・ミーティアの裏山で手ごろな木を選んで登るとにした。

K10D-046
K10D-045
**枝振りのいい楠を選び、どの枝がいいか確認する**

K10D-055
K10D-053K10D-054
**ラインを投げて、ロープをセッティングする**

K10D-057K10D-059
K10D-060K10D-061 K10D-071K10D-075
**一本の木の違う枝に登り、みんなで上へ。今度は、ツリーモックを張って、木の上でティータイムでも。 しかし、目線が少し上になるだけで、景色が広がり、気持ちがいい!!**

■アトラススノーシュー
 取り扱い元 : モンベル

●スノーシューイング &  ツリーイング その4

●スノーシューイング &  ツリーイング その3

●スノーシューイング &  ツリーイング その2

●スノーシューイング &  ツリーイング その1

記事タイトル

スノーシューイング & ツリーイング その2

K10D-044

 スノーシューの楽しみは、スキーのような長板では不自由な樹林帯の中を自在に歩けること。 その樹林帯ならではのアニマルトラッキングやネイチャーディテクティヴも面白いのだが、ツリーイングを楽しむようになってからは、 雪化粧した木に登って、雪原を鳥の目線から見たくなった。

 今回は、ツリーマスターアカデミー北関東支部の梅木氏に協力してもらって、 ツリーイングギアを人数分用意してスノーツリーイングを実践してみることにした。

 ほんとうは、見晴らしのいい斜面を登って、雄大な景色を眺めたいところだったが、二日目の午前中も時々強い吹雪となり、 セッティングも大変なので、ペンション・ミーティアの裏山で手ごろな木を選んで登るとにした。

K10D-046
K10D-045
**枝振りのいい楠を選び、どの枝がいいか確認する**

K10D-055
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**ラインを投げて、ロープをセッティングする**

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K10D-060K10D-061 K10D-071K10D-075
**一本の木の違う枝に登り、みんなで上へ。今度は、ツリーモックを張って、木の上でティータイムでも。 しかし、目線が少し上になるだけで、景色が広がり、気持ちがいい!!**

■アトラススノーシュー
 取り扱い元 : モンベル

●スノーシューイング &  ツリーイング その4

●スノーシューイング &  ツリーイング その3

●スノーシューイング &  ツリーイング その2

●スノーシューイング &  ツリーイング その1

2008年3月 1日 (土)

記事タイトル

スノーシューイング & ツリーイング その1

K10D-032

 先週末、ちょうど、日本海で発生した低気圧が凄い勢いで発達しながら東へ進んできて、海、山は大荒れが予想された、 ちょうどそのとき、恒例のスノーシューツアーがかち合ってしまった。

 東日本全域で強風が吹いて、大きな被害が出ている頃、ぼくたちは、白馬の里山で雪まみれになってはしゃいでいた。

 土曜日の早朝に東京を出発して、白馬には10時近くに着いた。すでにだいぶ強く雪が降り始めていて、 北アルプスは雲にどっぷりと飲み込まれて見えない。

 ぼくたちは、スキー場が乱立する北アルプスの斜面ではなく、姫川を挟んだ反対側の東山の里山に踏み込んでいった。

 前日までは春のような陽気が続いていたとのことで、アプローチの道にはまだ雪はさほどなく、 街道筋の家々も屋根には雪がなかったのに、あっという間に吹き降りが激しくなって、銀世界に……。

K10D-001 K10D-002
**晴れていたら、北アルプスの眺めが素晴らしい『野平』の集落から、 東山にアプローチしていく**

K10D-003 K10D-013
K10D-007
**白馬の定宿『ミーティア』オーナーの福島さんが、仲間に加わり、ネイチャーガイドしてくださった。 右上は鬼グルミの落葉痕で、ヒツジもしくはカモシカの顔に見える。樹皮が胃の薬になるキハダ**

K10D-010
K10D-015
**進むに従い、吹雪が激しくなってくる**

K10D-018
K10D-020 K10D-021
**タープを風除けにして、昼食の支度にかかるが……**

DSC_0056
**今回、プライベートで参加しながら、写真を撮ってくれた盛長カメラマンも、 カメラを構えたまま真っ白に**

K10D-033
K10D-034 
K10D-025
**新雪ごと急斜面をシリセードで下る。浮遊感がたまらない!!**

K10D-040
**氷柱と化したもみ上げ** 

(撮影: 盛長幸夫)

名称未設定

■アトラススノーシュー
 取り扱い元 : モンベル

●スノーシューイング &  ツリーイング その4

●スノーシューイング &  ツリーイング その3

●スノーシューイング &  ツリーイング その2

●スノーシューイング &  ツリーイング その1

記事タイトル

スノーシューイング & ツリーイング その1

K10D-032

 先週末、ちょうど、日本海で発生した低気圧が凄い勢いで発達しながら東へ進んできて、海、山は大荒れが予想された、 ちょうどそのとき、恒例のスノーシューツアーがかち合ってしまった。

 東日本全域で強風が吹いて、大きな被害が出ている頃、ぼくたちは、白馬の里山で雪まみれになってはしゃいでいた。

 土曜日の早朝に東京を出発して、白馬には10時近くに着いた。すでにだいぶ強く雪が降り始めていて、 北アルプスは雲にどっぷりと飲み込まれて見えない。

 ぼくたちは、スキー場が乱立する北アルプスの斜面ではなく、姫川を挟んだ反対側の東山の里山に踏み込んでいった。

 前日までは春のような陽気が続いていたとのことで、アプローチの道にはまだ雪はさほどなく、 街道筋の家々も屋根には雪がなかったのに、あっという間に吹き降りが激しくなって、銀世界に……。

K10D-001 K10D-002
**晴れていたら、北アルプスの眺めが素晴らしい『野平』の集落から、 東山にアプローチしていく**

K10D-003 K10D-013
K10D-007
**白馬の定宿『ミーティア』オーナーの福島さんが、仲間に加わり、ネイチャーガイドしてくださった。 右上は鬼グルミの落葉痕で、ヒツジもしくはカモシカの顔に見える。樹皮が胃の薬になるキハダ**

K10D-010
K10D-015
**進むに従い、吹雪が激しくなってくる**

K10D-018
K10D-020 K10D-021
**タープを風除けにして、昼食の支度にかかるが……**

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**今回、プライベートで参加しながら、写真を撮ってくれた盛長カメラマンも、 カメラを構えたまま真っ白に**

K10D-033
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K10D-025
**新雪ごと急斜面をシリセードで下る。浮遊感がたまらない!!**

K10D-040
**氷柱と化したもみ上げ** 

(撮影: 盛長幸夫)

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●スノーシューイング &  ツリーイング その3

●スノーシューイング &  ツリーイング その2

●スノーシューイング &  ツリーイング その1

記事タイトル

スノーシューイング & ツリーイング その1

K10D-032

 先週末、ちょうど、日本海で発生した低気圧が凄い勢いで発達しながら東へ進んできて、海、山は大荒れが予想された、 ちょうどそのとき、恒例のスノーシューツアーがかち合ってしまった。

 東日本全域で強風が吹いて、大きな被害が出ている頃、ぼくたちは、白馬の里山で雪まみれになってはしゃいでいた。

 土曜日の早朝に東京を出発して、白馬には10時近くに着いた。すでにだいぶ強く雪が降り始めていて、 北アルプスは雲にどっぷりと飲み込まれて見えない。

 ぼくたちは、スキー場が乱立する北アルプスの斜面ではなく、姫川を挟んだ反対側の東山の里山に踏み込んでいった。

 前日までは春のような陽気が続いていたとのことで、アプローチの道にはまだ雪はさほどなく、 街道筋の家々も屋根には雪がなかったのに、あっという間に吹き降りが激しくなって、銀世界に……。

K10D-001 K10D-002
**晴れていたら、北アルプスの眺めが素晴らしい『野平』の集落から、 東山にアプローチしていく**

K10D-003 K10D-013
K10D-007
**白馬の定宿『ミーティア』オーナーの福島さんが、仲間に加わり、ネイチャーガイドしてくださった。 右上は鬼グルミの落葉痕で、ヒツジもしくはカモシカの顔に見える。樹皮が胃の薬になるキハダ**

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K10D-015
**進むに従い、吹雪が激しくなってくる**

K10D-018
K10D-020 K10D-021
**タープを風除けにして、昼食の支度にかかるが……**

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**今回、プライベートで参加しながら、写真を撮ってくれた盛長カメラマンも、 カメラを構えたまま真っ白に**

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K10D-034 
K10D-025
**新雪ごと急斜面をシリセードで下る。浮遊感がたまらない!!**

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**氷柱と化したもみ上げ** 

(撮影: 盛長幸夫)

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スノーシューイング & ツリーイング その1

K10D-032

 先週末、ちょうど、日本海で発生した低気圧が凄い勢いで発達しながら東へ進んできて、海、山は大荒れが予想された、 ちょうどそのとき、恒例のスノーシューツアーがかち合ってしまった。

 東日本全域で強風が吹いて、大きな被害が出ている頃、ぼくたちは、白馬の里山で雪まみれになってはしゃいでいた。

 土曜日の早朝に東京を出発して、白馬には10時近くに着いた。すでにだいぶ強く雪が降り始めていて、 北アルプスは雲にどっぷりと飲み込まれて見えない。

 ぼくたちは、スキー場が乱立する北アルプスの斜面ではなく、姫川を挟んだ反対側の東山の里山に踏み込んでいった。

 前日までは春のような陽気が続いていたとのことで、アプローチの道にはまだ雪はさほどなく、 街道筋の家々も屋根には雪がなかったのに、あっという間に吹き降りが激しくなって、銀世界に……。

K10D-001 K10D-002
**晴れていたら、北アルプスの眺めが素晴らしい『野平』の集落から、 東山にアプローチしていく**

K10D-003 K10D-013
K10D-007
**白馬の定宿『ミーティア』オーナーの福島さんが、仲間に加わり、ネイチャーガイドしてくださった。 右上は鬼グルミの落葉痕で、ヒツジもしくはカモシカの顔に見える。樹皮が胃の薬になるキハダ**

K10D-010
K10D-015
**進むに従い、吹雪が激しくなってくる**

K10D-018
K10D-020 K10D-021
**タープを風除けにして、昼食の支度にかかるが……**

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**今回、プライベートで参加しながら、写真を撮ってくれた盛長カメラマンも、 カメラを構えたまま真っ白に**

K10D-033
K10D-034 
K10D-025
**新雪ごと急斜面をシリセードで下る。浮遊感がたまらない!!**

K10D-040
**氷柱と化したもみ上げ** 

(撮影: 盛長幸夫)

名称未設定

■アトラススノーシュー
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●スノーシューイング &  ツリーイング その1

2008年1月13日 (日)

記事タイトル

白馬スノーフィールド

RIMG0036
**スノーシューコースのクライマックス。圧巻の大雪原**

 白馬といえば、八方尾根や五竜遠見といった大規模スキー場を擁する二本でも屈指のスキーリゾートのイメージがある。でも、今は、 スキー人口そのものがかつてに比べて激減し、一頃の賑わいはない。

 今は、白馬といえば、オーストラリアやニュージーランドからのスキー客のほうが多いような現状で、実際、ホテルやペンションも、 さらに飲食店でも、街角でも、外国人客が目に付く。

 ぼくは、高校時代から登山は楽しんできたが、どうもスキーには縁がなく、 ゲレンデスキーを楽しむために白馬を訪れるといった発想はもともとなかった。

 それが、数年前からスノーシューで雪山を巡るようになって、もっと冬のバックカントリーを楽しみたいと思うようになった。 そんなところへ、白馬と不思議な縁ができて、地元のペンション「ミーティア」にご厄介になり、 オーナーの福島氏にテレマークの教えを請うこととなった。

 今回は、まず「クラシカル」と呼ばれる細い板と革のブーツの組み合わせで、足慣らしをすることに。 10年前の長野オリンピックのクロスカントリーコースとして使われて、今は一般に開放されている「スノーハープ」で、 基礎から教えてもらった。

 さらに、その後、スノーシューに履き替えて、GPSを片手に雪原、樹林を縦横無尽に縫っていくコースを設定。

 テレマークは、今後、白馬に通いつめて、しっかりバックカントリーを滑れるようになりたいと思っている。

 また、スノーシューは、昨年から取り組んできた「ツリーイング」と合わせて、雪山で木に登り、 スノーキャンプを楽しみたいと思っている。

RIMG0006 RIMG0003
RIMG0004
RIMG0009
**はじめは、クラシカルテレマークで歩くスキーを楽しむ。序盤はわりと快調だったのに、 緩い斜面でコントロール効かず、転倒を繰り返す(笑)。写真は、マンツーマンでコーチしてくれたペンション「ミーティア」 のオーナー福島さん**

RIMG0034
RIMG0015
**午後はスノーシューフィールドの開拓**

RIMG0019
RIMG0017
RIMG0027
**グリセードならぬ「尻セード」で、急斜面を駆け下りる**

080111_hakuba

記事タイトル

白馬スノーフィールド

RIMG0036
**スノーシューコースのクライマックス。圧巻の大雪原**

 白馬といえば、八方尾根や五竜遠見といった大規模スキー場を擁する二本でも屈指のスキーリゾートのイメージがある。でも、今は、 スキー人口そのものがかつてに比べて激減し、一頃の賑わいはない。

 今は、白馬といえば、オーストラリアやニュージーランドからのスキー客のほうが多いような現状で、実際、ホテルやペンションも、 さらに飲食店でも、街角でも、外国人客が目に付く。

 ぼくは、高校時代から登山は楽しんできたが、どうもスキーには縁がなく、 ゲレンデスキーを楽しむために白馬を訪れるといった発想はもともとなかった。

 それが、数年前からスノーシューで雪山を巡るようになって、もっと冬のバックカントリーを楽しみたいと思うようになった。 そんなところへ、白馬と不思議な縁ができて、地元のペンション「ミーティア」にご厄介になり、 オーナーの福島氏にテレマークの教えを請うこととなった。

 今回は、まず「クラシカル」と呼ばれる細い板と革のブーツの組み合わせで、足慣らしをすることに。 10年前の長野オリンピックのクロスカントリーコースとして使われて、今は一般に開放されている「スノーハープ」で、 基礎から教えてもらった。

 さらに、その後、スノーシューに履き替えて、GPSを片手に雪原、樹林を縦横無尽に縫っていくコースを設定。

 テレマークは、今後、白馬に通いつめて、しっかりバックカントリーを滑れるようになりたいと思っている。

 また、スノーシューは、昨年から取り組んできた「ツリーイング」と合わせて、雪山で木に登り、 スノーキャンプを楽しみたいと思っている。

RIMG0006 RIMG0003
RIMG0004
RIMG0009
**はじめは、クラシカルテレマークで歩くスキーを楽しむ。序盤はわりと快調だったのに、 緩い斜面でコントロール効かず、転倒を繰り返す(笑)。写真は、マンツーマンでコーチしてくれたペンション「ミーティア」 のオーナー福島さん**

RIMG0034
RIMG0015
**午後はスノーシューフィールドの開拓**

RIMG0019
RIMG0017
RIMG0027
**グリセードならぬ「尻セード」で、急斜面を駆け下りる**

080111_hakuba

2007年12月21日 (金)

記事タイトル

ツリーイング講習会 SRT編 その2

DSC_0059
**地上25m、9階から10階建てのビルの高さに相当する。この高度感に慣れるまで、 さすがに少々怖かった**

 ツリーイングは、本来、力に頼らず、楽に登降が可能なのが特徴なのだが、まだ体の使い方が慣れていないせいか、一夜明けると、 腕がパンパンに張っていた。知らず知らずのうちに、ロープを握りしめたりもしていたようで、箸を持つにも手が震えるほど、 握力もなくなっていた(笑)

 今日は、朝、現場の雑木林に集合。昨日に引き続き、小春日和のような陽気でね冬枯れの林は、柔らかい陽光が射し込んで爽やかだ。

 今日の最初の講習は、「ビッグショット」と呼ばれる巨大パチンコで、ラインを結びつけたパウチ(錘)を狙いの枝まで飛ばす練習。 これが、アメリカのマッチョな樵向けに作られた代物なものだから、恐ろしく力がいる。狙いの枝にラインを掛けるまで、二、三度引いただけで、 すでに筋肉痛の腕がプルプルと痙攣してしまう。

 その後、シングルロープを木の根回りに結びつけてアンカーをとるためのロープワークを練習して、いよいよ、 自分で全てをセッティングして、昨日より高い位置までSRTで登る。

 樹上で、腰に吊したデイジーロープを外し、それを投げ縄の要領で、さらに上の枝に掛け、DRTシステムを組んで、 上に掛けたロープに乗り移る。ここで、もし、ロープワークに間違いがあったら、ロープを移った途端に転落することになる。

 ハーネスをSRTシステムからDRTシステムに掛け替えるときは、さすがに緊張する。ぼくが使ったデイジーロープは、 そこまで登ってきたシングルロープに比べて伸び率が大きいので、テンションをかけてしっかりフリクションが効いていることを確かめても、 ぶら下がった途端に30cmくらいストンと落ちるので、毎回、肝が冷やされる。

 何度も何度も、理屈で考えずに、体が自然に動くまで登り降りを繰り返し、午前中の講習は終了。

 昼食を挟んで、午後は、セミナーハウスの正面に聳えるセコイアの木に全員で取りつく。

 二班に分かれて、違う枝にロープを掛け、一人が登って、上で自分のデイジーロープを別の枝に掛けてそちらに乗り移ったら、 次の人間がメインロープを伝って登り、デイジーに移るということを繰り返して、一本のセコイアのてっぺん近くに、 インストラクター二人と受講生6人の8人が集結した。

 インストラクターから、お菓子が振る舞われ、その場で講評。今回の参加者は、フィールドワークのプロばかりだったので、そつがなく、 安全管理なども完璧で、非常に成績優秀と褒められた。

「ただし、どんなことでもそうですけれど、慣れてきたときがいちばん危ないということを肝に銘じておいてください。これから、 アクティビティとしても、また仕事に生かすにしても、ツリーイングに慣れて、油断したときが危険ですから、常に緊張感を持って、be safety ということを忘れずに、楽しんでください」

 西陽を受ける樹上で8人が固まって、それぞれ今回の講習の感想など話していると、8人と、ぼくたちを受け入れて、 ゆったりと風にしなっているセコイアとの、なんともいえない一体感が生まれてくる。

 木の特性を理解して、木に触れ合いながら、そして、仲間と力を合わせながら、樹上に達し、日差しや風を共に感じていると、 大袈裟でなく、自分たちが地球という一つの生命を構成している細胞なんだなという気がしてくる……ツリーイングの世界は、 まだまだ奧が深そうだ。

 今後、ツリーイングのインストラクターの資格をとるまで、このレポートを続けていくので、お楽しみに!!

 また、インストラクター資格を取ったら、このコーナー主催で、ツリーイングの体験会も実施する予定です!!

DSC_0002
**シングルロープのベースアンカーをとるための舫結びを練習する。これが、命を左右する部分だけに、皆、 真剣だ**

DSC_0010
**ビッグショットを使って、高い枝にラインを掛ける練習**

DSC_0023
**樹上でロープを掛け替えて、乗り移る練習**

DSC_0035 DSC_0029
**午後の課題となったセコイアの大木。この木に、次々に登っていく**

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**樹上に集結。じつは、この課題そのものが、SRTの検定だった**

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**検定終了後の講評。そして、SRTクライマーの認定証を受ける**

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**今回の受講者は、林業関係者、アウトドアガイド、学校の先生と、 みんなフィールドワークの専門家ともいえる人たちだった。また、一緒に木に登りましょう!! 皆さん!!**

 

■ツリーマスタークライミングアカデミー■
http://treemaster.jp/

2007年12月18日 (火)

記事タイトル

ツリーイング講習会 SRT編 その1

DSC_0014
**今回の講習の舞台となったのは、八王子セミナーハウスの明るい雑木林。 冬枯れで見通しのきく林は気持ちいい**

 10月にロープを使った木登り 「ツリーイング」の最初の講習を受けて、今回は、その続きの講習を八王子セミナーハウスの会場で受講してきた。

 前回は、ダブル・ロープ・テクニック(DRT)と呼ばれる、特殊なギアを使わないシンプルな方法で、 単純に木を上り下りする方法を学んだが、今回は、ロッククライミングでよく使用するアセンダー、ディセンダーという登降具を使って、 より高い場所に登るシングル・ロープ・テクニック(SRT)をメインに、到達した場所からさらに高いところへロープを掛けて登ったり、 二本のロープを使って樹間を移動するといった応用技術を学ぶ。

 体験会やDRTまでは、レクリエーション的な意味合いが強いが、今回の講習は、樹上で枝打ちや鳥類観察、 設置作業等を行うことができる実践的な意味合いが濃く、参加者は林業関係者やアウトドアガイド、学校の先生など、 ツリーイングを自分の仕事に生かそうとする人が集まった。

 朝早くセミナーハウスに集合し、SRT技術と安全についての座学。そして、明るい雑木林に移動して、さっそく実技講習が始まった。

DSC_0008
**まずは、装備一式を点検して身につける。二人一組となって、バディが、 ハーネスの具合などをチェック**

DSC_0031
**DRT技術の復習と、 樹上で他の枝にロープを掛けて乗り換えるためのモンキースローの練習をする**

DSC_0042
**枝の先端へ移動していくリムウォークを地上で練習する。ロープに引っ張られているので、 これがなかなか難しい**

DSC_0060
**二本の木に掛けたロープを使って、移動する練習**

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**アセンダーの使用方法について説明を受ける**

DSC_0079
**アセンダーからディセンダーにスイッチする練習**

 冬枯れの杜に木枯らしが吹くと、枯葉が光りを帯びて舞い落ちる幻想的な風景の中、黙々と、課題に取り組んでいく。

 前回のDRTでは、高さ10m程度まで登って降りるだけだったが、今回は20~30mの高さにまで登り、 さらに樹上でロープを掛け替えたり、アセンダーからディセンダーに掛け替えるというかなり危険な作業があるので、みんな緊張の面持ちで、 真剣に取り組んでいる。

 今、様々なアウトドアアクティビティが、道具の進歩もあって、誰でもすぐに本格的に楽しめるようになってきたが、そこには、 命を落とすリスクも確実に存在していることをあらためて痛感した。

2007年11月28日 (水)

記事タイトル

葉山シーカヤッキング その2

RIMG0022

 シーカヤックで海に漕ぎ出して、いつも新鮮に感じるのは、馴染みのある陸上風景が海から見るとまったく違った場所に見えることだ。

 鄙びた日本の漁村も、どこか南仏あたりのリゾートに見えたり、南海の島にいるように思える。とくに、 ドライブやツーリングでよく訪れる伊豆や、今回の三浦半島などでは、陸上のイメージがごったがえす観光客やら渋滞する道なので、 このギャップがことさら大きい。

 そして、いつもは海の綺麗さなど気にかけないのに、澄んだ水と魚影の多さ、磯の生物の多様さなどに驚かされる。

RIMG0026

 単にボートを漕いで気晴らしするのではなく、大自然の中に身を置いて、 その息吹を全身で味わえるのがシーカヤックというアクティビティの素晴らしいところでもある。

 ぼくたちは、まるで天に祝福されているかのような小春日和で凪いだ海をのんびりと漕ぎ進んでいく。

 葉山御用邸横の海水浴場を出発して、まずは西に向かう。

 この日は釣り船に、ヨット、ぼくたちと同じシーカヤックも多く、やや気を使いながら進んでいく。それでも、 陸上の混み具合とはまったく違い、それぞれの「領分」が十分に確保できているので安心だ。こんなところも、広い「海」 というフィールドのいいところ。マリンスポーツを楽しむ人は、大らかな人が多いが、 それはこうした茫洋とした環境にいつもいるからかもしれない。

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 小さな岬の突端に差し掛かると、浅瀬で波が立っている。先導する木下氏は、岩と岩との間の波が高いところをわざと越えていく。 こちらも、それに続いて、波に正対するように方向を定めて、岩の間を抜けていく。

 べつにたいした大きさの波ではないが、全長5mのタンデム艇がいとも簡単に持ち上げられてしまうその力に、自然の威力が垣間見える。 これが少しでもうねりが入ったりすると、「なかなかスリリング」などと軽口など叩いていられなくなってくる。

 小一時間漕いで、岬を越えた先の森戸海岸に上がり、トイレ休憩。そして、すぐに艇に乗って、 江ノ島のほうを向いた赤い鳥居が印象的な沖の菜島に上陸した。ここでランチタイム。

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 木下氏たちがランチの準備をしている間、Oさんとぼくは水が引いてできたあちこちの磯だまりを覗いて歩いた。どこも 「ヤドカリの楽園」といえるほど、ゴソゴソと彼らが動いている。ぼくたちが近づいて行くと、はじめのうちはどいつも必死で「貝」 を装っているのだが、一匹がついに我慢できなくなって逃げ出すと、それがパニックを呼び起こして、 一気にすべてのヤドカリがコケつまろびつしながら逃げていく。中には、ひっくり返しになって身動き取れなくなり、また慌てて「貝」 のふりに戻るやつもいて、笑わせてくれる。

 他にも小魚や透明の海老の幼生など、よく見ると、小さな磯に命が溢れかえっている。

 今日のメニューはハムとキノコのパスタ。アルマイトの大なべ一杯のボリュームを四人でいとも簡単に平らげてしまった。最後に、 「もったいない、もったいない」と言い訳のような独り言を呟きつつ、なべがピカピカになるまで平らげたのは、 見かけによらない大食漢のOさんだった。 

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 ゆっくりとランチを楽しんだ後は、再び海へ。

 菜島に上陸するときは潮が引いていたので楽に上陸できたが、1時間ほどの間にだいぶ満ちてきて、上艇するのに、 半身を海に浸かった木下氏と楠氏に艇を支えてもらわなければならなかった。引き潮のときには陸続きで、 満ちてくると島になるようなところがけっこうあるが、こんな短時間で潮が満ちたら、取り残される人も出てしまうだろう。その点、 シーカヤックは自由が利いて安心だ。

 午後は、午前中よりもさらに凪いで、まるで鏡の上を漕いでいるようだ。南の島で漕いでいると、何十mも下の海底まで見通せて、 ふいに高所恐怖症に襲われることもあるそうだ。いちど、そんな海にも浮かんでみたいものだ。

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 いったん出艇した葉山海岸を左に見送り、長者ガ崎の東に浮かぶ尾島を回り込む。このあたりは、ウニやアワビ、サザエの宝庫で、 偏光グラスで海を覗き込むと、白い海底にびっしりとウニが張りついているのが見える。

「むこうの岸辺の山並みから長者ガ崎にかけて、竜の背中のように見えるでしょ。長者ガ崎のあたりが尻尾で、その大半は海の中にあって、 先っぽが出ている。竜の尾の先だから尾島って呼ばれるんですよ」

 そんなふうに地名の由来を教えてもらうと、風景が俄然躍動したものに見えてくる。ナンバリングされた道を辿って、 仰々しい看板ばかり見せられ、さらには人工物の林立する観光地では、土地にまつわる物語も埋没してしまう。

 だけど、こうして、全身で自然に触れ合って、土地に向かい合うと、昔の人たちの生き生きとした想像力と、 それを喚起する自然がそのままに残されていたことが羨ましくなってくる。

 ぼくが生まれ育った田舎もそうだが、かつては「白砂青松」と歌われ、遠浅の海岸線がどこまでも続いていた風景が、今は、 浜はやせ細ってみる影もなくなってしまっている。この葉山も、木下氏が子どもの頃は、ずっと白い砂浜がバンドになっていて、 裸足で歩いていけたのだという。そんな頃に、こうしてゆったりと沖に浮かんで浜を眺めることができたなら、どんなに素晴らしかっただろう…… 。

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 ときに、三艇をくっつけて、そんな話をしながら過ごしているうちに、秋の短い陽は、だいぶ傾いてきてしまった。

 海に浮かぶ心地よさに名残を感じつつ、舳先を長者ガ崎から葉山海岸に向けて、無事上陸。

 浜に近い民宿「大海荘」で風呂を借り、塩を洗い流して浜に戻ってみると、 ちょうど大きな太陽が伊豆半島の向こうに沈んでいくところだった。

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**今回のコース。全長約10km。一日のんびり漕いで、 ちょうどいい距離だった**

記事タイトル

葉山シーカヤッキング その2

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 シーカヤックで海に漕ぎ出して、いつも新鮮に感じるのは、馴染みのある陸上風景が海から見るとまったく違った場所に見えることだ。

 鄙びた日本の漁村も、どこか南仏あたりのリゾートに見えたり、南海の島にいるように思える。とくに、 ドライブやツーリングでよく訪れる伊豆や、今回の三浦半島などでは、陸上のイメージが