約70日間で日本全国の高速道路57ルートを上下線で走破! さらに途中のSA・PA全てに停車する、まさに究極の高速道路ツーリング! ■高速道路リスト ■旅の趣旨 ■PROFILE ■TOURING WAVE ■まっぷるnet
Special Thanks: YAMAHA MOTOR ROUGH and ROAD
約70日間で日本全国の高速道路57ルートを上下線で走破! さらに途中のSA・PA全てに停車する、まさに究極の高速道路ツーリング! ■高速道路リスト ■旅の趣旨 ■PROFILE ■TOURING WAVE ■まっぷるnet
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ついにこの日がやって来た。4月中旬から始めた全国高速道路の上下線を走り、全てのSAPAに立寄る旅。未走行の区間は東名高速道上り線、浜松IC~横浜町田IC間、SAPAも13箇所を残すのみとなった。
この旅を始めたころは、ゴールははるか彼方…正直なところ、毎日SAPAをひとつひとつ訪ねるだけで精一杯だった。それでも毎日走り続けていけば、いつかはゴールにたどり着く、そう信じてひたすら走り続けていた。ゴールの日など先の先、想像することさえできなかった。
それが、これは行けそうだ!と現実味を帯びてきたのは、西日本を走り終えて大阪に着いたとき。訪問したSAPAが700箇所に達し、残り33箇所にまで迫ったのだ。塵も積もれば山となることを、今更ながら実感した。
今日、泣いても笑っても、大きなトラブルがなければ目標は達成できるはず。「よしっ、行こう!」いつもより勢いよく、ホテルを飛び出した。浜松ICから東名高速道に入る。これまでは当たり前のことだったのが、高速を走るのはこの区間が最後、次に料金所から出るときはこの旅が終わるとき…そう思うと少し感傷的になる。
それにしても東名はトレーラーとトラックが多い。視界からトラックの姿が消えることがない。さらに驚くのがそのトラック野郎たちの運転だ、オーバースピード、無謀な追い越し、居眠りしているのかフラフラしているトラックまでいる。お陰でこっちは事故が起らないか、巻き添えを食わないか、常にヒヤヒヤしながら運転しなければならなかった。
東名高速のSAPAはどの路線よりも豊かだ。駐車場は大型で、常に数十台のトラックが止まっている。一般的なPAは小さな軽食コーナーと売店、トイレだけなのに、軽食コーナーは広々しているし、おみやげも豊富。トイレも大型で、地方のSA顔負けの充実ぶり。こんなところにも格差があるんだぁ。
今日は最終日、いつも以上に食べまくるぞ。胃袋に気合を入れる。最初の遠州豊田PAは何も食べず、次の小笠PAでまずは名物の「うなぎアイス」にチャレンジ。果たしてその味は? というと正直なところ、ミルクとうなぎの相性がいまひとつという感じ。これを好きな人はいるのかな? 次の牧之原SAは設備は大きいものの、食事メニューはこれといったものがない。だが、せっかく茶どころにいるので「茶そば」を注文する。麺はまずまずだが、ダシの醤油が濃ーい! だが、これもゴール(関東)に近づいている証拠なのだ。
日本坂PAには魚介類を販売する「焼津さかな工房」が入店、何と、お寿司屋があるではないか。「すしだ、すしだ!」「よっしゃ、すし食うぞ!」ヒロコとふたりで大興奮。これも最終日のご褒美! ということで船に乗った「漁師寿司」を堪能する。ネタも新鮮で、最高においしかった! 幸せ! これで880円は安い。ここはかなりおすすめのPAです。
日本平PAで名物「あべ川もちソフト」。由比PAはひと休み。富士川SAはハイウェイオアシスの「富士川楽座」に比べると、SAの内容はいまひとつ。名物の「富士宮のやきそば」を食べるが味は…?だった。
どこで食べようか…ずっと迷っていた静岡の名物「桜海老のかき揚げうどん・そば」を愛鷹PAで食べることにする。理由は簡単、安かったから。同じメニューなのにあるSAでは700円。それがここでは420円なのだ。香ばしい桜海老が野菜と絡まった天ぷらはサクサクの食感、うどんとの相性もバッチリだった。お腹を摩りながら愛鷹PAを出る。さあ、残すところ5箇所となった。
噛み締めるように駒門PA、足柄SA、鮎沢PA、中井PAとひとうひとつ巡り歩く。これまでは次へ、次へ、と常に気が急いていたが、残りが僅かになると自然と歩みが遅くなる「長かった高速の旅もこれで終わりか…」「ここまできたら達成したも同然、早く家でのんびりしたい!」そんな思いが、頭の中を行ったり来たりする。
「海老名SA 3km」の標識が現れる。いよいよここが733箇所目、最後のサービスエリアだ。左ウインカーを点滅させ、サービスエリアに入る。実は自宅から一番近いサービスエリアなのだが、入るのはこれが始めて。目に止まった屋根付きの大型バイクパーキングにDSC11を入れ、エンジンを切る。
やった。ついに予定の全SAPA訪問達成だ。言葉にならない喜びが込み上げてくる。高速道路もここから横浜町田ICまで、僅か約12kmを残すだけ。この喜びと興奮を伝えようと思い編集部に電話すると、一緒に喜んでくれた。だがそれと同時に「家に着くまでが旅ですから、最後まで気を抜かないでくださいね」とアドバイスをいただく。本当にその通りだ、この後事故でも起こしたら、これまで頑張ってきたことが無駄になってしまうからな。
午後8時。相模原の自宅に無事到着。長かった旅は終わった。
この旅で知ったことは、高速道路はただ早く移動するための道ではないということだ。もちろんそれが大前提ではあるけれど、高速道では自然の大きさと共に、そこへ高速道を通した人間たちのパワーと執念を感じる「道」でもあるのだ。またSAPAではその土地の風土や文化を、気軽に目と舌で味わうことができる。確かに画一的な部分も多く、食事メニューはいまいち、買いたいおみやげもない、そんなSAPAが存在しないわけではない。だが逆に、そこで働いている人たちが新しい食事メニューを考えたり、珍しいお土産を置いたり。そこのオリジナルティーを出そうと、頑張っているSAPAもたくさん存在していることも事実なのだ。その土地の方言を紹介したり、手作りの観光案内を貼ったり…それは見ているだけであったかい気持ちになる、嬉しいものだった。どうしても無機質的なイメージがある高速道路の旅だが、実際は道にもSAPAにもそれぞれ特徴・個性があり、なかなか奥が深いのだ。
それからSAPAのトイレは何百回と利用したが、汚いと思ったことは一度もなかった。だがそれは、いつもキレイに掃除・管理をしてくれる人がいるからこそ。この旅の途中、強い日差しを浴びながら草むしりをしている女性、殺風景なトイレに花を飾っている女性など、いろんな人たちがいた。特にゴミ箱やトイレの掃除は、汚いし臭いし本当に大変な作業。見かける度に頭の下がる思いであった。まさにSAPAを支える縁の下の力持ち。そんな人たちの存在も、強く心に残った。
予想をはるかに越えるハードだったこの旅。旅の間は毎日朝6時半に起床。一日300km以上走り、SAPAを10箇所以上回ってホテルに着く頃には、いつも日も暮れていた。それからシャワー、洗濯、夕食、家計簿などなどをしながらブログ作成。そうなると作業が終わるのはどうしても夜中の1時、2時頃になってしまう。お陰で睡眠時間は4~5時間、寝不足だけはきつかった。お陰でサービスエリアを必死で駆け回る夢を何度も見た。いま思うとじっくり回るなら、一日250km・SAPA10箇所以下がベストだったかなと思う。だが、それも、今日で終わり。いまは達成感で胸がいっぱいだが、同時に終わって嬉しいような、寂しいような、複雑な気分でもある。
<SA・PA情報>
東名高速道
↑■01遠州豊田PA(上)
PAとしては大型。建物は日本的な家屋をイメージしている。
軽食のメニューは丼が多く。「遠州どて丼」「遠州ねぎとろ丼」など
スナックの名物は「みかんソフト」。
★バイクPは4台。屋根付き。トイレまで屋根が繋がっている。
↑■02小笠PA(上)
外で休憩できるベンチやテーブルがいくつかある。
「うなぎバーガー」ちょっと気になる存在だが、
「うなぎアイス」は一度食べたら…もう満足、という味だった。
★バイクPは4台。屋根付き。トイレまで屋根が繋がっている。
↑■03牧之原SA(上)
敷地の広いSA。大型とその他とパーキングが2つに分かれている。
敷地内に茶畑あるのは珍しい。「ファミリーマート」がある。
大型車パーキングのレストハウスには軽食コーナーと売店、
さらに24時間使えるコインシャワーとコインランドリーあり。
レストランは「遠州黒豚ミックス定食」がおすすめ。
★バイクPは8台。屋根付き。トイレまで屋根が繋がっている。
↑■04日本坂PA(上)
屋根の上のかわいい魚が目印。
「焼津さかな工房」では魚の加工食品から鮮魚コーナーまである。
お寿司屋の人気は「焼津まぐろ二色丼」「漁師寿司(写真)」。
軽食コーナーも「パイタンラーメン」「屋台風ラーメン」など
麺類が豊富。カフェショップもある。
★バイクPは4~6台。大きな屋根付き。トイレまで屋根が繋がっている。
↑■05日本平PA(上)
PAとしては大きく2階建て。
2階にあるレストランのおすすめは「駿河湾しらす丼」。
スナックの名物は「あべ川ソフト」で、ソフトクリームに、
あんに包まれたあべ川もちがのっている。おいしい。
屋外にもたくさんベンチがあるので、休憩にどうぞ。
「桜えび入りたこ焼き」は気になる存在。
★バイクPは5台。屋根なし。車パーキングのデットスペースにある。
↑■06由比PA(上)
海と高速道路と一般道、線路に挟まれている。
屋上が展望台になっていて、太平洋がちょこっと見える。
建物はコンパクト。桜えびを使ったお菓子が並んでいる。
軽食は「由比丼」「清水港丼」などの丼もの。
桜えび天のうどん・そばも置いてある。
★バイクPは5台。屋根付きで奥行きもある。
トイレまで屋根が繋がっている。
↑■07富士川SA(上)
高台にあり、富士山の展望が素晴らしい、が曇り空で見えず!
スターバックス、ハイウェイオアシス「富士川楽座」も
同じ敷地内にあるので便利。
おすすめのお土産は「静岡おでん」「富士宮やきそば」。
★バイクPは10台。屋根付き。
↑■08愛鷹PA(上)
平均的なサイズのPA。
お土産は干物、「静岡茶チョコサンド」「桜えびパイ」など
軽食は「牛筋ラーメン」がおすすめ、「桜天うどん」もおいしい。
★バイクPは4台。屋根付き。トイレまで屋根が繋がっている。
↑■09駒門PA(上)
この周辺では最も小さいPA。
富士山のおいしい伏流水「駒門の水」を汲みに来る人が、
入れ替わり立ち代りやって来る。
スナックは手作りの「アメリカンドック」がウリ。
軽食はカウンター席のみと狭い。
★バイクPは4台。屋根付き。
↑■10足柄SA(上)
大型のSAで、宿泊・入浴施設のほか「ローソン」「マクドナルド」
「スターバックス」、さらにベーカリーもある。
軽食コーナーのメニュー内容はいまひとつ。
レストランは白、黒、冷と種類豊富な「富士山ラーメン」。
お土産品は種類充実。
★バイクPは8台。屋根付き。トイレまで屋根が繋がっている。
他に15台くらい置ける屋根のないバイクPもある。
↑■11鮎沢PA(上)
山の中にありパーキングも広々としている。
広い芝生の広場にベンチが点在、小休憩に便利。
コインシャワー、コインランドリーもある。
「溶かし味噌ラーメン」は気になる存在。
お土産は「信玄餅」「足柄漬」「うなぎパイ」…
★バイクPは14台前後。半分だけ屋根が付いている。
トイレまで屋根が繋がっている。
↑■12中井PA(上)
6月28日現在、レストハウスは工事中、
トイレと自動販売機、パーキングは使える。
臨時の売店と、焼き鳥店が営業中。
★バイクPは4台。屋根付き。
↑■13海老名SA(上)
大型2階建てのSA。都心に近いため利用客が多い。
1階はラーメン、お好み焼き、ドトールなどの軽食コーナーのほか、
ショッピングコーナー、スナック売店などバラエティー。
2階はレストラン、マッサージ、カットショップなどが入っている。
焼きたてパン、フジテレビグッズが買えるコーナーもある。
まるで大型のショッピングセンターのよう。
★バイクPは3ヶ所。屋根付きが16台と8台、2箇所ある。
ほかにも15台くらい留められる、屋根なしのバイクPもある。
6/28(木)
本日の走行距離 243km / トータル距離 17,254km
本日の訪問SAPA 13カ所 / トータル数 733カ所
本日走った高速道路 : 東名高速道路
宿泊地 : 神奈川県相模原市
やったー、これで訪問予定の全SAPAを制覇しました。高速道路も、後は自宅までの区間を走るだけ…。とりあえず、この最後のSAで美味しいものでも食べよう♪
とうとう残りは、あと1箇所!!!!!
あと2箇所!!
ここには宿泊施設もあるんだよ。お風呂だけでも使えるようだけど、今日は入らずに先を急ごう。あと3箇所!
ここの名水でのどを潤して、あと4箇所!
とうとう片手だ。あと5箇所!!
残念ながらガスっていて富士山は全く見えません。あと6箇所!
ここから海が見えます。あと7箇所!
どこも施設が大きく時間がかかります。あと8箇所!!
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