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2007年9月30日 (日曜日)

旅籠に泊まる

[ 04.中部・北陸, a.風景, d.道, h.泊まる, 著者:内田一成]

DSC_0002

木曽といえば、「木曽路はすべて山の中である……」で始まる島崎藤村の『夜明け前』から、中山道の宿場のイメージが浮かんでくる。

木曽11宿と呼ばれた、木曽谷に点在する宿場町は、今でも往時の面影を残して、たくさんの観光客を集めている。

そんなかつての木曽路を彷彿させる奈良井宿の伊勢屋という旅籠に泊まった。

両側に昔ながらの建物が軒を連ねる旧街道は、地元の車以外は進入禁止となっていて、そぞろ歩きの観光客が道を埋めているが、 そこを宿泊客の特権としてバイクでズイズイと進んでいける。

明らかに他所から来たツーリングライダーとわかる風体で、「進入禁止のところにバイクで入って」 といったあからさまな非難の視線を投げつけられるけれど、「宿の前に駐車してください」 とお墨付きをもらってしまったのだから仕方ない(笑)。

宿場のほぼ中央に位置する伊勢屋は、とくに風情のある一角で、その前に堂々とGSを止めるのは、これまた、 記念写真のカメラを向ける観光客にたいへん申し訳ないと思うのだが、そこに止めるように指示されたのだからいたしかたない。

しかし、江戸時代から続く木造の建物の前に、最新テクノロジーの権化のようなGSアドベンチャーの取り合わせは、 これはこれでなかなかマッチしている。そんな風に思うのは、ぼくだけではないようで、じつはこの伊勢屋さん、 バイクや車の広告に幾度か登場している。

「古き良き日本を旅する」というコンセプトで展開したカワサキのゼファーの広告でも使われたので、記憶にある人もいるだろう。

古い宿場にバイクで乗り入れて、そのまま旅籠に泊まる……秋の静かな旅にお勧めのシーンですぞ。

2007年9月29日 (土曜日)

奥秩父の思い出

[ 03.関東・甲信越, b.温泉, c.食べる, g.林道・ダート, 著者:瀬戸雅彦]

関東甲信越の実走調査も終了し、まとめの作業に入っています。

実走といっても撮影したり、話しを聞いたりで、実際は停まっている時間も結構多い。とはいえ気がつけば今年も3000kmあまりを走破。まず最初に向かったのは夏真っ盛りの秩父でした。

秩父といえば学生時代の夏休みに働いていた秩父ユースホステルを思い出します。現在は奥秩父レイクビューホステル(TEL0494-55-0056)という名称で、当時と変わらず秩父湖北岸の小高い場所に建っています。温泉の入浴のみも可能で600円。秩父湖を見下ろす絶景ロケーションです。ここでわが青春のメモリーをひとつ。当時ユースホステルで働いていたときに、御飯を炊く大釜の火窓を除いて火力調整していたところ、突然その火窓から火が吹いて、瞬間つぶった右目のまつ毛が黒こげになり触るとボロボロと落ちました。なんとまつ毛がない右目になってしまって「一生、付けまつ毛生活か!?」なんて落ち込んでいたところ、後にまつ毛が生えてきて助かりました(まつ毛って再生すること知ってました?)。若い身にはあまりに衝撃的な体験でしたね。

今回は甲州街道と中山道の間道の秩父往還(P46J-6)にある栃本の関所跡(P46I-6)を訪れました。秩父往還は武田信玄が関東進出のための軍用道路として使ったもので、この関所もまた武田氏が設置したものといわれています。関所の中は厳重に閉ざされて見えないものの、建物自体が幕末に建てられたもので見る価値あり。現在は雁坂トンネル(P37G-2)が開通して交通もスムーズですが、かつては標高1190mの雁坂峠(日本三大峠のひとつ・P37G-2)を越えていたわけで、過酷な道でした。いつか秩父往還は歩いて踏破してみたいと思っています。

また学生時代の話ですが、買ったばかりのヤマハDT125(空冷2ストローク)で甲府方面から秩父ユースに向かったのですが、林道ファンに人気の中津川林道も当時はまだ国営の有料道路でした。林道経験がまるでなかったので、体はカチカチ。まさか林道調査が仕事になるとは夢にも思いませんでした。中津川林道は紅葉の名所・中津峡に沿って走る道なので、これからの季節は紅葉がすばらしい。しかし交通量もそこそこあるため、県道に昇格させて舗装化してほしいという運動も地元では起っているそうです。中津川温泉から秩父へ向かう道は、今や大滝道路(P46J-6)という立派な道となり、巨大なループ橋までできています。

秩父といえば札所めぐりが有名。34の札所は全行程100kmで、秩父市内を中心に点在しています。今回は大きなワラジが仁王門に飾られ石仏が無数に立つ、札所4番の金昌寺を訪れました。それにしても巨大なワラジ。ジャンボトンカツが2枚載った安田屋のワラジカツ丼(P47A-4)は美味しくて有名ですが、札所めぐりの象徴でもあるワラジが、どうやら秩父のひとつのキーワードみたいですね。そういえば秩父ユースでも「ワラジトンカツ」というメニューを自分自身が作っていたことを、たった今思い出しました。

Totimoto 栃本関所跡から望む秩父最奥の栃本集落がまたいい

Roopu 大滝の巨大なループ橋。時代の流れを感じますね

Kinsyouji 金昌寺、仁王門の巨大なワラジ。馬場さんでも履けないよ

写真:関野温

2007年9月28日 (金曜日)

北海道、大雪山中腹の旭岳温泉にいます。

[ 01.北海道, b.温泉, c.食べる, 著者:賀曽利隆]

みなさ~ん、こんにちは。
今、大雪山中腹の旭岳温泉にいます。一昨日の9月25日は雨と寒さに徹底的にやられましたよ。

オホーツク温泉「日の出岬ホテル」に泊まったのですが、オホーツク海の水平線に昇る朝日を見て、「いいぞ!」と思ったのもつかのま、あっという間に天気が崩れ、雪をともなった激しい雨。その中を枝幸、歌登、中頓別とまわりました。中頓別あたりが寒さのピーク。最低気温1度まで下がったとのこと。町中の「八番食堂」に逃げ込むようにして入り、1時間くらいかけて「ラーメンライス」を食べましたよ。もうほんとうに足の動かないような状態で、体はまだ夏モード、それなのにすでに冬モードに入っているオホーツクの厳しい気候には太刀打ちできませんでした。

強烈に吹きつける北西の季節風。オホーツク海は大荒れでした。それが宗谷岬を境に劇的に変わりました。宗谷海峡の水平線にはサハリンが見えるし、岬をまわりこむと風がピタッとやみ、穏やかな海になり、気温もはっきりとわかるくらいに上がったのです。こういう劇的変化を体感できるのもバイクの良さ。

さー、今日も行くゾ!!

9月27日 賀曽利 隆

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日の出岬に昇る朝日。だが、この後天気が崩れてしまう。

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大荒れのオホーツク海。猛烈な北西の季節風が吹き荒れている。

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宗谷岬から見るサハリン。宗谷海峡の水平線上にはっきりと見える。

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宿湯にて。寒さに打ちのめされてダウン寸前…

2007年9月27日 (木曜日)

北海道の足湯温泉

[ 01.北海道, b.温泉, 著者:小原信好]

■今日は、2007年北海道実走取材で入った「温泉足湯」を紹介します。

■ 乙部町「緑町温泉足湯 ゆったり」(北海道2I1)
国保病院に掘削して湧き出た温泉は、病院やデイサービスセンター、町民の高齢者用施設用なので、町外の人は入浴できないが、「足湯」は町外の人でも無料で利用ができる。珍しい車椅子対応の足湯。手湯もある。
利用時間/10:00〜18:00

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■ 登別市「登別温泉 大湯沼天然足湯」(北海道9D3)
「大湯沼」から流れ出した温泉が、湯だまりになっている、
そこの川岸に簡素な椅子は設置して、足湯できるようになっている。
「大湯沼川遊歩道 入口」の看板が目印。徒歩約5分。

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■ 蘭越町「湯本温泉 大湯沼の足湯」(北海道67B2)
これまた、源泉が流れ出した温泉と川の水が混じりあって適温になっている。
ただ、硫黄の噴出があるので、長時間の入浴は控えた方がいいだろう。

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■ 士幌町「士幌温泉 足湯」(北海道26H2)
新しく「道の駅」に認定になった「道の駅 しほろ温泉」の敷地内にある。
利用期間/4月下旬〜10月下旬
利用時間/9:00〜17:00

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■ 鹿追町「然別温泉 然別湖畔足湯」(北海道34D5)
「然別湖」を望む湖畔にあって、絶景足湯なのだが、かなり熱い!
湯の沸き出し口付近は、足を入れるには気合いが必要。湯船の一番端でも、足を入れたら、赤くなってしまった。

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■ 弟子屈町「摩周温泉 摩周駅ぽっぽゆ」(北海道70E6)
駅前温泉足湯で、以前は屋根が無かったのだが、屋根が出来ていた。
駅構内には飲泉所がある。これは珍しい。

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■ 上川町「層雲峡温泉 足つぼの湯」(北海道41B4)
「湯元銀泉閣」にある足湯。従業員が手作りで作った足湯で、無料で開放している。
久し振りに訪れたら、湯船が一つ増えていた。
湯底には、小石が埋め込まれているので、グリグリ、ツボを押して、コリをほぐそう!

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2007年9月26日 (水曜日)

旅の出会い

[ 07.九州・沖縄, f.出会い, 著者:坂口まさえ]

朝夕、よーやく過ごしやすくなった九州です。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?

さて、今年の夏の取材を振り返ると、ほんとーーーに、暑かったです。九州では猛暑日の歴史的更新を続け、取材中はスコールのような一時的な雨はあったものの、1日中降っているなんて日は1日もなかったです。そんなもんなんで、取材中はだいたい朝8時くらいに出発して、日暮れまで走るのですが、すでに朝の出発時には30℃を越えてるってことがほとんどでした。 走っている時はあまりその暑さを感じませんが、一旦停まると、ダラ~リだらり、滝のよーな汗。歩いてキャンプ場内を1周したり、岬の先端まで歩いたりしたら、もうお水ガブ飲みです。暑さに耐えられない!と思ったら、標高の高いルートに変更したり、道の駅や喫茶店に入って休憩したりと暑さ対策をすることでした。

078_hitoyoshi001 いや~、今年の夏は暑かった~。どこまでも続く青空と道、暑さ!

途中で見かけるライダーたちも、やはり暑いのか、「もうジャケットを脱いじゃえ!」な感じで、Tシャツや薄手の長袖シャツで走ってるライダーが多かったです。そんな中、むちゃくちゃやる気のあるライダーのように?上下ビッチリのライダージャケットの私(安全性を考えると当たり前だし、ちゃんと夏仕様用にジャケットにもかなり工夫がこなされてるので問題はないんですが・・・)傍からみたたら、見ているほうが暑さを感じるようで、「暑くないんかね?」「暑いじゃろーもん」「暑かばってん・・」などど、結構いろんな方から声をかけられました。
20078aso_002 Tシャツライダー阿蘇を快走中。その気持ちわかります!

その中でも思い出深いのは、ある日、泊まったホテルのロビーでライダーの人と知り合って、バイク話で盛り上がったことがありました。すると翌日出発する時に、レセプションのお姉さん伝言メモを残してくれていて、「ひえピタを首に張っておくと楽ですよ~」との一口メモが。なんか、この気遣いがうれしいなぁ~と、その日はなんだか朝から心も晴れマークでした。
2j1_017 こんな伝言が・・・。 ライダーっていいですね~

はたまた、とある田舎の一軒しかない喫茶店で休憩していると、地元のおじさんたちがコーヒーを飲みにやってきて、停めてあった自分のバイクの話をきっかけに、おじさんたちの若い頃のバイク話で盛り上がりました。「なんか話をしていたら、おじさんも若い頃を思い出して走りたくなったよー。ありがとうねー。」と言って、私より先に席を立ち、店を後にしたのですが、その時に、「暑い中、頑張って走っているから、おじさんたちの気持ちじゃっから」と、私の分まで支払ってくれました。 『ええー、そんなそんな・・』とも思ったけど、「ありがとうございます!」とありがたくお受けしました。

それ以外にも、畑仕事をしていたおばちゃんに道を尋ねると、「まあ、ちょっと休んでいかんけ~」と麦茶をだされたり、「暑いきー、飲んでけー」と缶ジュースをもらったりすることもありました。それくらい、今年の夏はみんな暑い!と感じていたんだろうけど、そんな皆さん方の気持ちが暑さもどっか飛んでいっちゃうくらい嬉しく、元気に夏バテもせず、今年の取材を終えることができたと思います。

旅の出会いは、まさに一期一会。多分、これから先会うことはないかもしれないけど、元気をもらった素晴らしい出会いでした。ので、ここに書きとめておきます。

078_hitoyoshi007 何度も、水にダイブしようと思った今年の取材
070511__012 暑さでポニー動かず!地べたに寝そべるポニーまで・・

2007年9月25日 (火曜日)

グッズインプレッション-ウエア編

[ 06.中国・四国, k.グッズインプレッション, 著者:博田 巌]

先週に引き続きグッズインプレッション今回はウエア編です。

昨年に引き続き様々なライディングウエアを取り扱うRS TAICHIの商品を使わせていただくことが出来ました。カタログを見るだけでも楽しいRS TAICHIのホームページはこちら。

http://www.rs-taichi.co.jp/

RSJ201 シグネイチャーオールシーズンジャケット

ジャケット選びで頭を悩ますのが、どのシーズンのものにするか。出来れば年中使いたいという方にオススメなRS TAICHIのロゴと黄色が目を引く(もちろん他にも色があります)背中、肩、肘にしっかりとしたプロテクションが入った安心なこのジャケット。胸、上腕、背中にベンチレーション装備された夏場でも快適なアウターと、寒い時期に活躍する取り外し可能なインナーの組み合わせで季節を問わず使うことが出来るという一年中バイクを楽しむ方にうれしいジャケットです。またウエストと袖についたアジャスターでバタツキを押さえ快適なライディングを楽しめるようになっています。

Imgp2845_2 Imgp2847_2

RSY237 ドライマスターⅩ ライディングパンツ

ジャケットはしっかりしたものを使っていても下は意外とジーンズなんて方も多いのではないでしょうか?(僕もそうですが)もしもの時にちょっと心配、パッドなどプロテクションの入ったものがやっぱり安心ですね。このパンツは名前の通り高性能防水・透質素材Dry Master-Ⅹを使ったライディングパンツで、腰と膝にパッドの入ったプロテクションも充分。膝の部分にストレッチ素材を使っておりライディングを邪魔することのない、動きやすい履き心地。太もも部分にはファスナー式のベンチレーションがついていて夏場も快適でオールシーズンに対応、裏地にはクールマックスを使っており汗をかいてもべたつかないのも良いところです。そして防水性能の高さも良かったです。突然の雨にも慌てなくていいし、降ったり止んだりの微妙な天候時にも雨が気にならない、カッパ要らずのまるでツーリングマップルRのようなツーリング時の強い味方です。

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2007年9月24日 (月曜日)

今年も相棒はKAWASAKI 250TR!

[ 05.関西, f.出会い, j.バイクインプレッション, 著者:滝野沢優子]

  今年のツーリングマップル実走取材は8月後半から9月前半にかけて一気に行いました。昨年、 一昨年はお盆を挟んで2度に分けて出かけていたので2種類のバイクをお借りしていましたが、今回は250TRをずっと乗らせてもらいました。

 昨年の後半も250TRだったので違和感はまったくありませんが、マイナーチェンジされていてさらに乗りやすくなった感じでした。

P9240581
**今回はこの「キャンディプラズマブルー」のモデルでした。タンクのデザインといい、 厚みのあるシートといい、レトロなデザインがイケてます。ノーマルではフェンダーがプラスティックですが、 オプションでよりレトロチックなアルミにも替えられますよ**

 旧モデルとの違いは、まずはフューエルインジェクション(電子制御燃料噴射)を採用したこと。 7つのセンサーでスロットル開度や速度などをトータルでチェックしているため、常にパワーとアイドリングが安定し、 低温時での始動性も向上しています。また環境問題を意識した排気システムにも注目。 ハニカム触媒とKCRという装置で排出ガスや騒音を低減させているそうです。

 もうひとつの大きな違いはハンドル幅が30ミリほど短くなっていること。ビミョウな違いですが、 街中を走行する場合などはかなり違うのかな? すみません、ツーリングで使っている限りでは去年との違いはわかりませんでした。

P9050065
**ハンドルまわりはシンプルですっきり。ブリッジ付きなので地図を挟んだりするのにも便利。 メーター類もデジタルでないのがうれしい**

 高速走行時も思ったよりずっと安定していて、時速100kmを超えてもふられることもなく落ち着いた走りでした。 軽量化されたオフロードバイクだと風にあおられやすいのだけど、車高の低さに加え、今回のライダーのように見た目より重量がある (乾燥重量136kg)から、小柄なボディながら安定するのでしょう。

 そして、なんと言ってもクラシックでシンプルなデザインに好感を持ちます。 若者だけでなく昔のバイクを知っている中年世代以降のライダーにもウケると思います。

 さらに388,000円という低価格もうれしい限りです。最近のバイクって高すぎますよね? 100万円するバイクもザラですが、 値段の高さも若者ライダーが増えない原因のひとつではないでしょうか?
 バイクは高性能である必要もないし、車の流れに無理なくついていけるスピードが出れば十分と考える人って、 私を含めて意外と多いんじゃないかと思うのです。また、バイクに興味があって乗ってみたいけど高すぎて買えないという人にとっては、 新車で40万円以下という、比較的気軽に買える値段はうれしい限りですよね。

 ライダーの高齢化が著しい今日このごろ、 若い世代にもっとバイクに乗ってもらうために250TRのようなバイクが果たす役割はけっこう大きいはず。KAWASAKIさん、 どうか値上げせずにお願いします。

  この250TR、パンフレットを読むとシティユースを前提にしているようですが、 トコトコとあちこち寄り道しながらのツーリングにもぴったりです。気負わず、普段着のままで旅に出られます。 欲を言えばもう少しタンク容量があると安心なのだけど、燃費は常に30~35kmだったので200kmは走れます。 小まめな給油を心がければ問題ないでしょう。もうひとつ、オプションでもいいのでマフラーをガードするものが欲しいです。 サイドバックがずれて、マフラーで溶かしてしまいました…。それも2年連続で…。私だけ?

 もっと詳しく知りたい、という人はこちらを参考にしてください。  

P9240580 
**今年のパンフレット。若者を意識した表紙は表参道のようです。 メーカーとしてはオシャレな雰囲気で乗ってほしいのでしょうが、若者でもなくオシャレでもない私が乗ったりして、 ゴメンナサイ**

 P9240582
**カラーはブルーのほか、上のような「ポーラホワイト」、パンフレット表紙に登場している 「ライムグリーン」の3種。個人的にはカワサキらしい「ライムグリーン」が好きです**

P9060110
**毎年お世話になるカワサキ明石工場の細野さん(左)とショールームの長石さん(右)。 2人ともなかなかのイケメンですよ!**

2007年9月23日 (日曜日)

タンデム楽ちん!!

[ 04.中部・北陸, 著者:内田一成]

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photo: Y.Morinaga

 来年版ツーリングマップルの表紙撮影のために、木曽から御嶽山方面を巡っている。

 今回は今までと少々雰囲気を変えて、タンデムの風景を押さえようと、 2007年版の表紙に登場したのと同じBMWR1200GSADVにキャンプ道具を満載して、本格的なタンデムツーリングを敢行。

 三連休中とあって、高速のSAや観光地の道の駅では、同じようにタンデムしているライダーにもたくさん出会った。

 それにしても、高速がタンデム解禁されたのは便利だ。

 解禁以前は、タンデムでツーリングするとなると、延々と一般道を行くか、目的地でパートナーと待ち合わせして、 そこから主要なところだけタンデムで、といったスタイルしかできず、無駄に疲労してしまったり、 下手をすればクルマで出かけるよりコストがかかったりしてしまった。

 今回は自前のバイクで、ETCも装備しているので、料金所通過も極めてイージー。

 パートナーと二人で旅をするなら、高速料金やガソリン代などのコストも低く、環境負荷も少ないバイクがお勧めだ。 

タンデム楽ちん!!

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photo: Y.Morinaga

 来年版ツーリングマップルの表紙撮影のために、木曽から御嶽山方面を巡っている。

 今回は今までと少々雰囲気を変えて、タンデムの風景を押さえようと、 2007年版の表紙に登場したのと同じBMWR1200GSADVにキャンプ道具を満載して、本格的なタンデムツーリングを敢行。

 三連休中とあって、高速のSAや観光地の道の駅では、同じようにタンデムしているライダーにもたくさん出会った。

 それにしても、高速がタンデム解禁されたのは便利だ。

 解禁以前は、タンデムでツーリングするとなると、延々と一般道を行くか、目的地でパートナーと待ち合わせして、 そこから主要なところだけタンデムで、といったスタイルしかできず、無駄に疲労してしまったり、 下手をすればクルマで出かけるよりコストがかかったりしてしまった。

 今回は自前のバイクで、ETCも装備しているので、料金所通過も極めてイージー。

 パートナーと二人で旅をするなら、高速料金やガソリン代などのコストも低く、環境負荷も少ないバイクがお勧めだ。 

2007年9月22日 (土曜日)

関東甲信越の相棒

[ 03.関東・甲信越, j.バイクインプレッション, 著者:瀬戸雅彦]

今年の関東甲信越取材の相棒は、ドゥカティのムルティストラーダ1100S。実はこの夏、ドゥカティの本の編集に携わることになり、なかでもこのムルティストラーダに特に興味がわいていたので、取材で乗らせてもらえることになったのは有難いかぎり。ムルティストラーダとはイタリア語でつまりマルチストリート、ドゥカティがそれまで作ってきたスポーツバイクと一線を画すデュアルパーパスモデルなのです。

北イタリアの荒れた山岳路での走行をイメージして作られたとのことですが、実際「モトジロー」というイタリアの伝統的な山岳ワインディングレースで毎回トップ争いをする実力。ただしデュアルスポーツといってもコンセプトとしてはやはりダートではなく舗装路に的をしぼったモデル。しかしほかのドゥカティにないライディング時の自由度からロングツーリングもラクにこなし、それでいてワインディングでも倒しこみ&切り返しが比較的スムーズだし、低速域での走行が苦にならないというのも大きな魅力。スタンディングポジションがとれるドゥカティとして人気を博している。ズバリこのマシンをひとことで表現すると「技量に関係なく楽しめる、扱いやすいドゥカティ」ということになります。

エンジンはドゥカティ伝統のL型ツインで空冷2バルブ。街なかでの極低速の走りからハイウエイでの高回転クルージングまで、本当に走っていて楽しい。ただし渋滞時に熱をもっていまうのは多くの外国車同様につらいところ。今回の取材でも何度かそうした局面がありましたが、長い停車時には迷わず一旦、エンジン切るのが正解でしょう。さらにこの1100Sは前後サスにオーリンズを採用。振動を遮断するハンドルバーとあいまって荒れたアスファルト路面でも快適に通り過ぎます。ほかにも長時間でも疲労がないシートや独特な形状のミラー、そしてミラーと一体化したウインカー、大型のデュアルサイレンサーなどイタリアらしい作りこみが散りばめられています。

ただ今回の取材のなかで一度、電装系のトラブルがありました。それも場所は、よりによって佐渡島の最北端、弾(はじき)崎。バイクのエンジンを切ってあたりを撮影し、さて移動するかとエンジンをONにしてもまるで反応なし。一生隔離された灯台で暮らす灯台守夫婦の悲哀を描いた映画「喜びも悲しみも幾年月」の舞台となったこの寂しい弾埼灯台だけに、一瞬どうしたものかと思案にくれました。翌日、なんとか両津港までバイクを運び、押してフェリーに乗り込み、新潟市内のディーラーに診てもらうと、左前のカウル内にあるヒューズ、バッテリーの接触不良とのことで磨いて再設置。めでたく息を吹き返し、そのまま取材を再開した次第。

しかし、そのほかはまったくノントラブルで、房総半島取材時にはダートも試してみようと高山林道に入ってみました。ところが先日の台風直撃で林道の様相は一変していて、林道通行止めではないものの、土砂崩れの土が二箇所、こんもり小山になっているではあーりませんか。しかしまるで苦もなく小山を越すことができたのは、けっして私の腕のためではなくオールラウンダーなマシンのおかげです。

作り手の情熱がはっきり感じられ、懐の深さを併せ持つムルティストラーダ1100Sの素晴らしさを堪能させてもらった今年の取材調査でした。

Sairensa 迫力のサイレンサーがシートカウル内に装備

Meta 燃費や今後の走行可能距離まで表示する多機能メーター

Sito 見た目以上に長距離走行でも疲れがないシート

Mira ミラーはなぜかこの形。裏にウインカーがあるのだ

Maesasu オーリンズのフロントサス

Atosasu オーリンズのリヤサス。ダート走行後なので汚れが

Enjin モンスターシリーズと同一のエンジン

Usiro しかしどうして外国車のデザインてこうまで個性的なのでしょう。

Mae

Sitisan

2007年9月21日 (金曜日)

「大雪山一周」温泉めぐり!

[ 01.北海道, b.温泉, f.出会い, 著者:賀曽利隆]

みなさん、こんにちは!

ぼくは今、釧路に近い山花温泉にいます。帯広拠点では「大雪山一周」の温泉めぐりをしてきましたよ。反時計回りでの「大雪山一周」。

250日目、十勝側では糠平温泉、幌加温泉、岩間温泉の3湯に入り、三国峠を超えました。石狩側では大雪高原温泉、層雲峡温泉の2湯に入り、旭川へ。旭川からは天人峡温泉に行き、一晩泊まり、翌日の251日目は、白金温泉→吹上温泉→十勝岳温泉→翁温泉と入って十勝岳を下り、富良野周辺の4湯をめぐり狩勝峠を越して十勝に戻りました。

252日目は、くったり温泉→トムラウシ温泉→ヌプントムラウシ温泉とめぐり、その日はかんの温泉で泊まり。253日目は、然別峡の露天風呂群に入り、然別湖畔温泉から幌鹿峠を越えて糠平温泉に戻り、最後の254日目は、十勝平野の「モール泉」の温泉群をめぐって帯広に戻ったのです。

「大雪山一周」は「北海道一周」の中でも最高のルート!!だと思っています。

9月20日 山花温泉にて (賀曽利 隆)

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層雲峡温泉で「ホリゴメさん」とガッチリ握手!!

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白金温泉に「オバラッチ」にひきいられてみなさんが来てくれました。

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トムラウシ温泉へとつづくダート道!

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然別湖温泉に佐々木さん&西尾さんとかぶりものをしながら入湯。

2007年9月20日 (木曜日)

北海道取材第一弾「夜景、朝日編」

[ 01.北海道, a.風景, d.道, 著者:小原信好]

前回の「夕陽編」に続いて、今回は「夜景、朝日編」を紹介しますね。

上士幌町「バルーンフェスティバル」(北海道26G1)のバルーングローン。

暗闇の中で一斉に、バーナーオンをすると、

カラフルなバルーンが浮かび上がる幻想的なイベント。

雨や風の強い日には、中止になるので、初めて来て見られた人はラッキーです。

クマは何年もかかりました…。

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室蘭市「白鳥大橋」(北海道62A4

室蘭港に架かる東日本最大の吊り橋。雨の「祝津公園」より望む。

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     稚内市「副港市場」(北海道65B3

新しく稚内に誕生したスポットですが、市民が利用していないのが残念。

来年もあればいいなぁ。

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     浜頓別町「R238号線」(北海道57D2

真夜中に宗谷岬に向かっていると、満天の星空に気がつきました。

バイクを止めて、ライトを消すと、天の川まで見えます。

流れ星も何個も流れています。

「うわ~~~」しか言葉が出ませんでした。

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     小樽「小樽運河」(北海道63B3

小樽といえば「小樽運河」。実は、その昔、運河を埋め立てる計画があったのです。

市民団体の活動のおかげで、保存されることになったのです。

小樽が旅の発着の旅人にとっては、旅の始まりと終わりにみる景色です。

この夜景を見て、また北海道に来よう!と決意しているのでは、ないでしょうか。

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     函館市「函館山」(北海道61E5

「見なくてもいいや」そう言っていたライダーを言い聞かせて、頂上までバスで登りました。

「うわ~~!凄い綺麗~~!!」

ね、見に来てよかったでしょ。観光地を馬鹿にしちゃいけないよ。

だてに「世界三大夜景」じゃなんだから。

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     上士幌町の農道から(北海道26H1

朝焼けを撮影しに「糠平湖」に向かったのですが、霧が発生してほとんど見えなかたったのです。

ガックリして、来た道を戻り始めると、雲がちぎれ出して、空が明るくなってきました。

明るくなっている方向へバイクを走らせ、絵になる林を探しました。

ギリギリで間に合って、いい朝焼け撮れました。

これだから、朝日、夕日の撮影は気が抜けませんね。

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     稚内市「宗谷丘陵」(北海道58F1

夜中、オホーツク海沿いを北上して、たどり着いた宗谷岬。

仮眠して、朝日を待ちます。

朝3時、岬から丘に登って、真っ暗な「宗谷丘陵」に行き、朝日が出るポイントを探します。

そして4時過ぎ、日本最北の朝が明けていきます。

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     旭川市「就実の丘」(北海道69D2

この丘で晴れたのは初めてでした。

絶景だとわかっていても、タイミングで写真が撮れない場所はいくらでもあります。

だから、何年北海道を訪れても、撮影するポイントはいくらでもあるのです。

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     美瑛町「新区画ダム」(北海道69D3

「就実の丘」からキャンプ場への帰り道、近道したら、またまた絶景ロードに遭遇!

日中ならなんでもない道が朝焼けに照らされて絶景ロードとなっていました。

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     千歳市「美笛キャンプ場」(北海道17E4

湖畔のテントサイトから、この景色が見られるのだから、たまりません。

バイク乗り入れ可能、焚き火OK。シャワールーム、五右衛門風呂有り。

1000円は高くないと思いますよ!

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     蘭越町「ニセコサヒナキャンプ場」(北海道67B4

こんな朝に出会えるから、旅は、やめれられません。