関西の初詣スポット
[ 05.関西, z.その他, 著者:滝野沢優子]
いよいよ2007年も本日で終わり。この1年もあっという間に過ぎてしまったなあ、と思いつつこのコラムを書いています。
ところで、みなさんは初詣はどこへ出かけますか? 普段はあまり信心深くない人でもお正月は日本と日本人であることを意識するいい機会なのではないでしょうか? 各地で日本の伝統的な行事が行われなくなったり忘れられていく昨今、こうした風習や行事を大事に守っていきたいものです。
話は逸れますが、和のこころを持ったしばわんこがみけにゃんこと一緒に日本の伝統行事を紹介するTV番組、「しばわんこの和のこころ」も人気だそうで、日本文化が見直されつつあるのかもしれませんね。
というわけで、初詣にオススメな関西エリアの神社をいくつか紹介します。
①熊野三山 (和歌山県)
熊野本宮大社(本宮町)、 熊野速玉大社 (新宮市)、熊野那智大社(那智勝浦町)の3つの神社の総称で、全国に3000余りある熊野大社の総本山です。3ヶ所とも 「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産にも登録されていて、それぞれに特色があります。本宮温泉郷(湯峰温泉、渡瀬温泉、川湯温泉)や那智勝浦温泉などに泊まって3ヶ所をゆっくり参拝したいものです。

**新宮市内にある熊野速玉神社。 市内の店で名物のめはり寿司もぜひ味わいたいもの**
**熊野那智大社は後ろにある那智の滝がご神体。すぐ横にある「青岸渡寺」 とともに神仏習合の修験道場とされていました**
**熊野本宮大社。幟にはシンボルのやたガラスが描かれています**
②高野山(和歌山県)
標高800mの高地にあり、真言宗の総本山「金剛峰寺」をはじめ百以上ものお寺が密集する宗教都市。俗なものはなく、町全体に荘厳な雰囲気が漂っていて、全身が凛とした空気に包まれる感じがします。特に弘法大師空海が眠る奥の院はオススメ。約2kmほどある参道は深い杉木立の中で、両側には歴史上著名な人物のお墓がたくさん並んでいて興味深いですよ。2001年に四国88ヶ所を歩いて巡礼した際にも、最後にここにお参りして「満願」となりました。それだけに個人的にも感慨深い場所なのです。

**高野山・奥の院の参道。豊臣家、徳川家などの墓が並んでいます**

③伊勢神宮 (三重県)
外宮(左)と内宮(右)の2つの神社の総称で、両社は約6kmほど離れています。祭神は外宮が豊受大御神、内宮が天照大御神。門前町のおはらい町がある内宮のほうが賑やかで有名ですが、外宮、内宮の順に参拝するのが正式です。また、内宮は駐車場から本殿までけっこうな距離を歩くのでそれなりに時間の余裕を持ってください。内宮を参拝し終わったら、おはらい町をブラブラ歩いて名物の「てこね寿司」や「伊勢うどん」を食べましょう。ここには赤福餅の本店もあって店の中で出来たての餅を食べられたのですが、例の消費期限の事件で休業しているようです。残念です。

④大神神社<おおみわじんじゃ>(奈良県)
日本最古の神社で、「古事記」や「日本書紀」にも記述されている大和国の一宮。祭神は大物主神。背後に聳える標高467mの三輪山をご神体としているため、三輪山の一木一草に至るまで一切斧を入れずに原始のままの森が守られています。また、鳥居が3つつながった「三ツ鳥居」は大神神社だけで見られる珍しいもので国指定の重要文化財。稲作豊穣、厄病除けにご利益があり、酒の神としても知られています。
⑤玉置神社(奈良県)
紀伊半島を縦断する大峰山脈の霊峰、標高1076mの玉置山の山頂直下にあり、伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)と伊邪那美尊(いざなみのみこと)などを祀る日本最古の神社のひとつで「熊野三山の奥の宮」とも言われています。ここは境内全体が樹齢3000年を越す何本もの大杉に覆われ、苔むして鬱蒼とした深く静寂な森の中にあります。駐車場から本殿まで山道を歩いて15分ほどかかりますが、ある筋からの話ではかなりのパワースポットでもあるそうなので、参拝すればご利益も大きそうです。頑張って歩いてください。

⑥吉備津神社 (岡山県)
岡山市ではやっぱり備中国一宮である吉備津神社でしょう。桃太郎のモデルになった大吉備津彦命を祀っています。荘厳な雰囲気の長い回廊のほか、国宝の拝殿、本殿ほか国指定重文も多く、見どころたっぷりです。
また、近くにある吉備津彦神社へもぜひ。ここは備前国一宮で、吉備津神社から分祀されたそうです。駐車場の隅にとってもキッチュな桃太郎御一行がいます。必見ですよ!

**吉備津神社。夏に行ったときは境内で弓道の試合が行われていました**

**吉備津彦神社の駐車場にある桃太郎一行。目立たないけれど是非見つけてください! **

このほか、まっぷるnetにも関西の初詣スポットが紹介されていますので、参考にしてください!
また、2008年の干支はネズミです。ネットで検索していたら、京都の哲学の道近くにある大豊神社には狛犬ならぬ、珍しい「狛ネズミ」がいるのを発見しました。有名社寺が目白押しの京都ではマイナーな存在ですが、今年はきっと大勢の初詣客で賑わうことと予想されますね。
それでは、みなさん、2007年はいろいろとありがとうございました。2008年も引き続き「ツーリングマップル」をご愛顧いただきますよう、お願いします。
それでは、あと12時間ほどで新しい年が始まります。よいお年をお迎えくださいね!



























































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