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2008年7月25日 (金曜日)

東北四端紀行 北端編(その3)

[ 02.東北, a.風景, b.温泉, d.道, g.林道・ダート, 著者:賀曽利隆]

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青森駅前

東北のもうひとつの北端、津軽半島へ。出発点は青森駅前だ。
まずは青森港の岸壁にスズキDR-Z400Sを停め、青函連絡船として活躍した「八甲田丸」を見る。そのあと青森ベイブリッジを渡って国道280号の旧道で津軽半島に入っていった。

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青森港

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青森ベイブリッジ

津軽半島でも下北半島と同じように温泉をめぐった。

第1湯目はよもぎ温泉(入浴料350円)。日帰り湯「よもぎ温泉」の湯に入る。
第2湯目は平舘不老不死温泉(入浴料400円)。大浴場の内風呂の湯につかる。ここはなつかしの温泉宿だ。泊まったこともあるし、函館から夜中のフェリーに乗って夜明けに青森港に到着すると、ここで朝湯に入り、朝食をつくってもらって津軽半島をまわったこともある。平舘不老不死温泉は津軽半島探訪のいい拠点になる。

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(左)よもぎ温泉
(右)平舘不老不死温泉

平舘は見所豊富。松前街道(奥州街道&羽州街道のその先)の松並木を走り抜けたところには灯台がある。そのわきには大きな霧笛。平舘海峡の砂浜に立つと、対岸の下北半島の山々が大きく見える。平舘海水浴場の砂浜が広がり、海岸の松林内には江戸末期の海岸防備の台場が残っている。

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(左)松前街道の松並木
(中)平舘灯台
(右)下北半島の山々

平舘を過ぎるとじきに海は広がり、津軽海峡になる。ここでは3岬の「岬めぐり」。まずは弁天崎。岬の突端には赤い祠。弁天がまつられている。ここには、その昔、顔料として使われた赤根沢の赤岩がある。

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弁天崎

次が高野崎。ここは「絶景岬」だ。
津軽海峡の対岸には北海道最南端の白神岬を望む。右手には本州最北端の大間崎、左手には津軽半島最北端の龍飛崎。これらの3岬を同時に見られるのは高野崎だけだ。岬の突端には赤白2色に塗り分けられた灯台が建ち、そこからは岩礁地帯に下り、潮騒橋、渚橋の赤い太鼓橋を渡って岩礁の先端まで行ける。岬はキャンプ場(テント1張500円)になっていて、無料の展望所内には食堂もある。

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(左)潮騒橋と渚橋
(右)紅白の高野崎灯台

3番目は鋳釜崎。ここは立ち寄る人も少なく、東屋風休憩所ではゆったりした岬での時間を過ごせるし、津軽海峡の潮の香をかぎながら園地の草地で寝ころぶ気分は最高!
県道14号との分岐点あたりが今別だ。この県道14号は蟹田、青森方面への近道になっている。

今別から三厩まではバイパスで2車線の快走路。その途中には、津軽半島のツーリングのたびに入っていたつがる浜名温泉があるが、残念ながら平成14年9月9日に閉鎖…。三厩は心に残るところだ。

まずはJR津軽線の終着駅、三厩駅に行く。終着駅というのはそそられる…。
次に三厩港へ。ここが松前街道の終点。つまり奥州街道、羽州街道の終点でもある。陸路はここで尽き、海路で蝦夷へ。松前藩の城下町、松前へ。それが昔の交通路だった。

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三厩駅

三厩港を見下ろす高台には義経をまつる義経寺がある。ここは「義経・弁慶」の北行伝説の地。義経・弁慶の主従は奥州・平泉の地で死んだのではなく、そのまま北へ、東北からさらに北海道へ逃げ落ちたという北行伝説がいまだに信じられ、伝わっている。

三厩からは津軽半島最長林道の増泊林道も走った。ダート17・5キロという本格派林道を途中まで走り、引き返した。

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(左)義経寺
(右)増泊林道

三厩を過ぎると、国道280号は国道339号に変る。国道の1本、山側にはアジサイロードがあるが、アジサイの花が満開だった。

こうして「本州の行き止まり」の龍飛に到着。龍飛漁港の道の行き止まり地点には、太宰治の『津軽』の文学碑が建っている。それには次のような一節が彫り刻まれている。

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「ここは本州の袋小路だ。讀者も銘肌せよ。諸君が北に向かって歩いている時、その路をどこまでも、さかのぼり、さかのぼり行けば、必ずこの外ヶ濱街道に到り、路がいよいよ狭くなり、さらにさかのぼれば、すっぽりとこの鶏小屋に似た不思議な世界に落ち込み、そこに於いて諸君の路は全く尽きるのである」

ここからは高台上の龍飛崎へと、国道339号の階段国道(日本で唯一!)が通じている。
ぼくが初めて「日本一周」したのは30歳のときで、1978年だった。

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そのときの「龍飛」は太宰治の『津軽』どおりの世界で、ここが行き止まりだった。
国道339号(竜泊ライン)小泊に抜けられるようになったのは、まだ最近のことなのである。

 

 

2008年7月18日 (金曜日)

東北四端紀行 北端編(その2)

[ 02.東北, b.温泉, c.食べる, d.道, g.林道・ダート, 著者:賀曽利隆]

下北半島の中心、むつ市の田名部に近い斗南温泉でひと晩泊まり、東北最北端の地、大間崎へ。スズキDR-Z400Sを走らせ、国道279号を行く。その間では何湯もの温泉をめぐった。

第1湯目は国道279号沿いの石神温泉(入浴料390円)。かなり塩分の濃い黄土色をした湯。浴室からは恐山がよく見える。ここは朝6時から夜10時までと入りやすいし、食事もできる。「下北半島一周」のおすすめポイントだ。

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石神温泉

イカ漁で有名な大畑では、国道279号バイパスを左に折れ、奥薬研温泉へ。往路は林道経由。交差点からすぐにダートに突入する佐藤ヶ平林道に入っていく。山並みの中腹を縫っていくが、見晴らしがあまりよくないのがちょっと残念。路面はそこそこに整備されていて走りやすい。易国間林道とのT字にぶるかると左折し、奥薬研温泉へと下った。ダート18・9キロの走りごたえのある林道だ。

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佐藤ヶ平林道

奥薬研温泉では3湯に入った。
まずは「夫婦かっぱの湯」(入浴料200円)。「修景公園レストハウス」前の広場にはかっぱ像が建っている。ここは男女別の露天風呂。湯につかりながら目の前を流れる薬研渓流を眺める。東北でも屈指の紅葉の名所なので、紅葉の季節だと目の中まで染まりそうな紅葉を目にしながら湯に入れる。だが、新緑、深緑の季節もいい。つづいて「かっぱの湯」。ここは無料湯の混浴露天風呂。目の前の渓流美、森林美を見ながら湯につかる。湯船のふちにはかっぱ像が置かれている。最後は「河原の湯」。ここも無料湯の混浴露天風呂。上下2段の湯船で上段は熱め、下段は温めの湯。これら奥薬研温泉の3湯はどこも自然と一帯になって入れる温泉。復路は県道経由で国道279号に戻った。

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カッパ像

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夫婦かっぱの湯

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(左)かっぱの湯
(右)河原の湯

木野部峠を越えて下風呂温泉へ。ここには「大湯」、「新湯」と2つの共同浴場があるが、そのうち「大湯」(入浴料300円)に入った。木の建物、木の洗い場。白濁の湯には酸味がある。「あつめの湯」と「ぬるめの湯」、2つの湯船。温めの湯でもかなり熱い。下風呂温泉は下北半島では最大の温泉地。津軽海峡の海岸近くの旧道沿いには、何軒もの温泉宿が軒を連ねている。

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(左)木野部峠
(右)下風呂温泉

次は桑畑温泉の日帰り湯「湯ん湯ん♪」(入浴料350円)。国道から左手にほんのわずか登ったところにある。大浴場と露天風呂はともにネズミ色がかった湯の色。露天風呂からは津軽海峡の水平線。水平線上の北海道がはっきり見える。

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桑畑温泉

桑畑温泉の湯から上がると津軽海峡の海を右手にみながら走り、大間崎へ。バイクで切る風の中にヒバの香りが漂う。風雪に強いヒバの木は下北半島の特産。この地方では建築材にふんだんに使われている。

そして本州最北端(東北最北端)の地、北緯41度31分30秒の大間崎に到着。岬の突端には「本州最北端の地碑」が建っている。目の前のクキド瀬戸を隔てて600メートルほど沖合いには弁天島。白黒2色に塗り分けられた灯台が見える。その向こうの津軽海峡の水平線上にははっきりと北海道の山並みが見える。三角形の特徴のある山の姿は函館山だ。目を左に移せば、津軽半島の高野崎から龍飛崎にかけての海岸線を一望する。

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大間崎

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(左)弁天島の大間埼灯台
(右)みやげ物屋

大間崎には何軒もの店が並び、土産物を売っている。本州最北の「かもめ食堂」で名物「大間崎丼(1500円)を食べた。甘辛く煮たイカとホタテが丼飯の上にゴソッとのっている。イカもホタテも丼から落っことそう。ボリューム満点だ。

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(左)最北の食堂
(右)大間崎丼

大間崎を存分に堪能したあと、本州最北の温泉、大間温泉「海峡保養センター」(入浴料370円)の湯に入る。大浴場は改装されて新しくなっている。ほぼ無色透明の湯で塩分が濃い。

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大間温泉

大間からは国道338号を南下。大間原発(建設中)のわきを通り佐井へ。ここでは「津軽海峡文化館アルサス」2階の「海峡ミュージアム」(入館無料)を見学。入口には八幡宮の祭礼の山車が展示されている。港からは名所、仏ヶ浦への観光船が出ている。

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(左)八幡宮の祭礼の山車
(右)津軽海峡文化館アルサス

佐井からさらに国道338号を南下。海にストンと落ちる巨大な願掛岩を眺め、仏ヶ浦は国道沿いの展望台から見下ろした(海岸まで下っていける遊歩道もある)。この国道338号は「海峡ライン」の愛称で知られているが、かつてはけっこうハードなダート国道。それが今では2車線の山岳ハイウェイに変っている。交通量は極少で走りを楽しめる。

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(左)願掛岩
(右)仏ヶ浦を見下ろす

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脇野沢の山々

山地を下ったところで脇野沢温泉「保養センター」(入浴料250円)の湯に入る。がら~んとした館内。浴室には誰もいない。ほぼ無色透明の湯。かなり濃い塩分。ここは素朴さの漂う温泉施設。湯から上がると、脇野沢の海岸に出た。

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(左)脇野沢温泉
(右)湯船

そこからは道の行き止まり地点の北海岬まで行く。牛ノ首岬の沖には鯛島。鯛そっくりの小島。九艘泊漁港まで行き、断崖が海に落ちる北海岬を眺めたあと、そこを最後に青森へ。むつから野辺地に向かう。野辺地に近づいたところで夕暮れ。陸奥湾を赤々と染めて夕日が落ちていく。

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鯛島

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国道279号沿いの「レストラン常夜灯」で名物の「ホタテ丼」(1000円)を食べ、野辺地からは国道4号で青森へ。青森駅前がゴール。駅近くのビジネスホテル「みちのく」で泊まり、翌日、東北のもうひとつの北端の地、津軽半島の龍飛崎に向かった。

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(左)レストラン常夜灯
(右)ホタテ丼

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青森に到着

2008年7月11日 (金曜日)

東北四端紀行 北端編(その1)

[ 02.東北, a.風景, b.温泉, e.峠, g.林道・ダート, h.泊まる, 著者:賀曽利隆]

「東北・北端編」の出発点は八戸道の終点、八戸北IC(高速道はそのまま百万石道路→第二みちのく道路となって三沢まで通じている)。そこから国道338号で三沢へ。スズキDR-Z400Sを走らせる。

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八戸道の八戸北ICに到着!

「米軍三沢基地」で知られる三沢は、知られざる温泉の宝庫。市内の何ヵ所にも温泉銭湯があり、何軒かの温泉旅館がある。そんな三沢の温泉を1日かけてまわり、太郎温泉でひと晩、泊まった。ここには温泉銭湯に隣りあって温泉旅館があるが、朝食つきで3825円という安い宿泊費で泊まれた。

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三沢の太郎温泉を出発

翌朝、三沢から太平洋岸の国道338号を北上。三沢の淋代海岸には「太平洋無着陸横断記念碑」。「ミスビードル号記念広場」には「ミスビードル号」の実物大の模型が飾られている。

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「ミスビードル号」の模型

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(左)淋代海岸
(右)国道338号を北上

昭和6年(1931年)10月4日午前7時01分、アメリカ人クライド・E・バングボーンとヒュー・ハーンドン・ジュニアの2名の乗ったベランカ単葉機、朱色の「ミスビードル号」は425馬力のエンジン音を響かせ、この地からアメリカ・ユタ州のソルトレークシティーを目指して飛び立った。

その2日後の午前0時14分、シアトル東方のワシントン州ウェナッチ飛行場に胴体着陸し、人類史上初の太平洋無着陸横断飛行を成しとげた。飛行距離は7910キロ、飛行時間は41時間13分、平均飛行速度は192キロ(毎時)だった。

淋代海岸は今も、その名の通りの淋しげな海岸だが、この地は劇的な歴史の1ページを飾った舞台でもあるのだ。

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(左)小川原湖の出口
(右)小川原湖から流れ出る高瀬川

小川原湖から流れ出る高瀬川を渡り、さらに国道338号を北上し、下北半島に入っていく。「原燃」の原子燃料サイクル施設群や石油備蓄基地の巨大タンク群を見、六ヶ所温泉の湯に入り、県道179号のダート区間を走ったりしながら物見崎に到着。白糠漁港出口の岬には白い灯台が立っている。

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(左)六ヶ所温泉に入る
(右)県道179号のダート区間(6.0km)を走る

何年か前に灯台の真下で野宿したとこのことが鮮やかに思い出される。夜が明けてさて、出発しようかというときに、地元のおばちゃんがやってきた。
「よく、ここで寝られたねえ」

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(左)物見崎の灯台
(右)物見崎の海岸

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物見崎の吸い込まれそうな海

その何日か前に、若い母親が小さな娘2人を道づれに海に飛び込んだという。母親と娘さん1人の遺体は収容されたが、もう1人の乳飲み子はいまだに発見されていないという。物見崎の海はすばらしくきれいだし、岬から眺める風景もじつに美しい。そんな岬で…。国道338号から県道248号→県道172号→県道6号で下北半島北西端の尻屋崎へ。

岬への入口にはバーが下りている。その手前でDRを停め、「二輪車用押しボタン」を押し、バーを上げて入っていく。岬周辺の草地では「寒立馬」で知られる骨太の馬や牛が放牧されている。

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(左)尻屋崎入口のゲート
(右)尻屋崎の海岸線の道。正面に灯台

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尻屋崎は自然の花畑!

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(左)尻屋崎の寒立馬
(右)寒立馬の親子

松林を走り抜け、海岸に出る。白っぽい石灰岩の道が岬突端の灯台へとつづいている。そこには「本州最涯の地」碑が建っている。岬と灯台は切っても切れない関係にあるが、ここの灯台は日本に数ある灯台の中でも一番、絵になる(と思っている)。

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尻屋崎の灯台

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(左)「本州最涯地」碑
(右)尻屋崎周遊道路を行く寒立馬

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(左)「絶景路」の尻屋崎周遊道路
(右)海に落ちる山並み。その向こうは「尻労」の集落

DRを停めると、岬の涯っぷちに座り、海を眺めた。左手には下北半島の山々が重なりあって見える。その山並みはストンと海に落ちている。目の向きを変えると、北海道の山影が津軽海峡の水平線上に霞んで見える。その右端が恵山岬だ。

尻屋崎からは県道6号で下北半島の中心、むつの田名部へ。

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(左)宇曽利山湖畔にDRを停める
(右)宇曽利山湖


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宇曽利山湖の風車

田名部からは県道4号で恐山に行く。入山料の500円を払い、「日本三大地獄」の恐山を歩く。そのあと恐山温泉の湯に入る。境内には4湯の湯屋があるが、4湯とも素朴感の漂う木造りだ。「古滝の湯」→「冷抜の湯」→「薬師の湯」→「花染の湯」という順番で4湯をまわった。女性専用の「古滝の湯」以外の3湯に入ったが、「冷抜の湯」と「薬師の湯」は男性専用、「花染の湯」は混浴になっている。

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恐山温泉「花染の湯」

どこも木の湯屋、木の湯船、木の洗い場。総木造りの温泉なんて、今の時代では最高の贅沢。白濁色の湯には酸味があり、強い硫黄臭がある。駐車場には観光バスがズラズラズラッと並ぶような恐山なのだが、3湯とも入浴客はぼく一人だった。

恐山温泉に大満足し、田名部へと下る。その夜は田名部に近い斗南温泉の「むつグランドホテル」に泊まり、翌日、「東北最北端」の地を目指した。






2008年7月 4日 (金曜日)

東北四端紀行 南端編(その5)

[ 02.東北, b.温泉, c.食べる, d.道, e.峠, 著者:賀曽利隆]

「東北南端編」の最後は国道121号での山王峠越え。前回と同じように東北道の宇都宮ICが出発点。日光宇都宮道路で今市まで行き、そこから国道121号を北上。国道352号と重複している。スズキDR-Z400Sを走らせ、鬼怒川温泉川治温泉と通り、関東北部の山中に入っていく。この道は古くからの関東と会津を結ぶ街道の「会津西街道」。上三依で塩原温泉郷から尾頭峠を越えてくる国道400号と合流するが、このルートが昔の「会津東街道」に相当する。関東から会津への会津街道はもう1本、「会津中街道」があって、那須連峰の最高峰、三本槍岳(1916m)西側の大峠を越え、下郷に通じていた。「会津東街道」は尾頭峠のトンネルの完成で蘇ったが、「会津中街道」は廃道同然の山道になっている。

 

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山王峠。峠のトンネルを抜け、東北(会津)側に入った!

こうして国道121号は国道352号、国道400号と、3本の「重複国道」となって山王峠を越えていく。この「重複国道」だが、きちんと3本の国道のルートナンバーが表示されている。エライ。日本中の「重複国道」が一日も早く、そうなることを期待する。

さて、栃木・福島県境、というよりも関東と東北(会津)の境となる山王峠は前回越えた帝釈山脈の一番、東側の峠になる。冬だとこの峠を境にして関東側は晴天、会津側は雪ということがよくある。冬ツーリングでは痛い目にあっているところで、カチンカチンのアイスバーンに何度、転倒したことか。中央分水嶺の峠で関東側の川は鬼怒川→利根川となって太平洋に流れ出る。東北側の川は大川→阿賀川→阿賀野川となって日本海に流れ出ていく。
山王峠のトンネルを抜け、福島県側に入ったところでDRを停め、

「さー、東北だ~!」

と、雄叫びを上げるのだ。
山王峠を下ったところで、国道352号が分かれ、中山峠を越えて前回の檜枝岐へと通じている。さらに南会津の中心、田島で国道400号が分かれ、舟鼻峠を越えて会津川口に通じている。そして田島から下郷までの間は国道289号との「重複国道」になる。

下郷では国道289号が分かれ、全長4345メートルの「甲子トンネル」で甲子峠を抜け、白河にまもなく通じる予定だ。今年度(2008年)中には開通し、通行できるようになるとのことだが、まだその日時は決まっていない。この甲子トンネルが通れるようになると、我々の東北ツーリングもさらにルートの選択が増すというもの。おおいに期待しようではないか。

下郷から湯野上温泉までの間が、「今市→会津若松」間で唯一、国道121号単独のルートになる。

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湯野上温泉の混浴露天風呂。うれしい無料湯!

湯野上温泉では大川の河原にある無料湯の混浴露天風呂に入った。湯につかりながら目の前を流れていく大川を眺める。ここは脱衣所もないので女性ライダーのみなさんにはちょっと厳しいかも。それともうひとつ、夏の間はアブの猛攻を受ける。夏の東北の露天風呂、アブさえいなかったら…。

湯野上温泉で国道118号と合流。会津若松に向かっていく前に、この国道118号で奥羽山脈の鳳坂峠まで行き、その間の温泉に入っていく。

まずは二岐温泉。下郷町から天栄村に入ったあたりで国道118号を右折し、5キロほど南に行ったところにある。かつてはダートだったが、今は舗装路なのでロードバイクでも問題なく行ける。ここでは「湯小屋」(入浴料500円)の内風呂と露天風呂に入った。源泉掛け流し、飲泉可。なかなかの湯だ。

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(左)「湯小屋」の内風呂
(右)「湯小屋」の露天風呂

国道118号に戻り、何軒かの温泉宿のある岩瀬湯本温泉へ。そこでは、茅葺屋根の古風な温泉旅館「湯口屋」(入浴料500円)の湯に入った。内風呂のみで熱めの湯。昔ながらの東北の湯治場を感じさせる岩瀬湯本温泉だ。

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国道118号沿いの「清水」で昼食。「しょうが焼き定食」を食べる

国道118号沿いの食堂「清水」で昼食にし、「しょうが焼き定食」を食べ、奥羽山脈の鳳坂峠へ。標高882メートルの峠上にDRを停め、記念撮影。鳳坂峠を含めた奥羽山脈の一連の峠は福島県を「会津」と「中通り」に分けている。なお、『ツーリングマップル』(関西編)を担当している滝野沢優子さんは、この鳳坂峠を下った中通り側の天栄村に住んでいる(優子さん、いいところに住んでいますねえ!)。天栄村は奥羽山脈をまたいで会津、中通りの両側に村域が広がっている。

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国道118号の鳳坂峠奥羽山脈の中央分水嶺の峠だ

 

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(左)芦ノ牧温泉「芦ノ牧グランドホテル」の大浴場
(右)「芦ノ牧グランドホテル」の露天風呂

鳳坂峠で折り返し、湯野上温泉に戻ると、北へ。会津盆地の手前に大川沿いでは最大の温泉地、芦ノ牧温泉がある。ここでは「芦ノ牧グランドホテル」(入浴料700円)の湯に入った。大浴場と露天風呂。露天風呂からは大川の渓谷を見下ろした。ここを最後に広々とした会津盆地に入っていく。水田の向こうに眺める南会津の山並みが印象的。会津若松の街並みを走り抜け、会津若松ICで高速道に入り、磐越道→東北道で東京に戻った。

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会津盆地の稲田越しに南会津の山々を眺める


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(左)会津若松の市内に入っていく
(右)会津若松の中心、鶴ヶ城公園で

2008年6月27日 (金曜日)

東北四端紀行 南端編(その4)

[ 02.東北, b.温泉, c.食べる, e.峠, g.林道・ダート, h.泊まる, 著者:賀曽利隆]

関東と東北を分ける帝釈山脈の峠を越えようと、スズキDR-Z400Sを走らせ、東京から東北道で宇都宮ICへ。そこから日光宇都宮道路に入っていく。今市ICで降り、国道121号を北へ。鬼怒川温泉、川治温泉と通り、五十里湖畔で県道249号で平家落人伝説の湯西川温泉へ。そこでDRを停めた。

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(左)東北道の宇都宮IC
(右)湯西川沿いの湯西川温泉

温泉街をプラプラ歩き、湯西川にかかる湯前橋のたもとにある共同浴場の湯に入る。湯銭箱に100円を入れて湯につかった。ここは混浴の湯だが、入浴客はぼく一人。泉質自慢の湯を独り占めした。う~ん、たまらん!

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湯西川温泉。左手の手前が共同浴場

ここから東北南端の帝釈山脈の峠越えを開始した。安ヶ森林道、田代山林道、川俣檜枝岐林道と3本の林道で中央分水嶺の帝釈山脈の峠を越えるのだ。

まずは安ヶ森林道。湯西川温泉から来た道をわずかに戻り、安らぎの森キャンプ場への道に入っていく。キャンプ場前を通り、安ヶ森林道に入っていく。そして栃木・福島県境の安ヶ森峠に到着。栃木県側は全線舗装。かつては路面に白砂の浮くスリッピーなおもしろいダートだったのだが…。峠には「林道開通記念碑」が建っている。

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安ヶ森峠の「林道開通碑」

帝釈山脈の安ヶ森山(1353m)の西側の安ヶ森峠は田代山林道の田代山峠、川俣檜枝岐林道の馬坂峠に比べると標高が低いので、積雪時や残雪時など田代山林道&川俣檜枝岐林道が通れないときでも、ここは通れることがよくある。

安ヶ森峠を越えて福島県側に入るとうれしいダート。「林道天国」の東北を象徴するかのような峠を境にしての変化だ。峠を下り、渓流沿いを走り、森の中を抜けていく。路面は整備されていて走りやすい。15.3キロのダートを走りきり、国道352号に出た。

そのあと奥会津をめぐり、その夜は木賊温泉の民宿「若松屋」に泊まった。
「若松屋」では美人女将のえみ子さんが地のものをふんだんに使った夕食を用意してくれる。えみ子さんに会いたくて、えみ子さんの手づくりの夕食を食べたくて、「若松屋」に泊まりに来るライダーは少なくない。その夜はえみ子さんにつがれるままに飲み、おおいに語りあい、

「私も放浪の旅に出たい!」

などといわれてよけいに盛り上り、宴は夜中までつづいた。
翌朝は「若松屋」前の岩風呂に入る。混浴の露天風呂。湯につかりながら目の前の西根川の流れを見る。体が火照ると冷たい流れに入って渓流浴。これがいいのだ。体がシャキーッとする。朝食を食べ、食後のコーヒー(「若松屋」では欠かせない)を飲み、またひとしきりえみ子さんと話し、出発。2本目の田代山林道に向かっていく。

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木賊温泉の民宿「若松屋」の夕食

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(左)木賊温泉の混浴露天風呂の「岩風呂」
(右)木賊温泉の「岩風呂」の前を流れる西根川

木賊温泉からは唐沢林道で唐沢峠を越え、湯ノ花温泉へ。トンネルが建設中だが、なかなか完成しない。唐沢林道には2.6キロのダートが残っている。

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唐沢林道の唐沢峠

湯ノ花温泉には全部で4ヶ所に共同浴場があるが、そのうち「湯端の湯」(入浴料200円)に入り、最奥の集落、水引から田代山林道に入っていく。すぐにダート。水引から11.4キロ地点が田代山の登山口。帝釈山脈の田代山は標高1926メートル。山上には「小尾瀬」といわれる田代山湿原があり、花の季節になると駐車場は満杯になるくらい登山者がやってくる。ここから田代山の山頂までは2.0キロだ。

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湯ノ花温泉の共同浴場「湯端の湯」
「湯端の湯」の浴室内

さて、田代山林道だが、田代山登山口の先で通行止め。よくあることなのだ。田代山林道は近年、ひんぱんに通行止めになっている。福島県側はたいてい問題ないのだが、栃木県側が通れない。ということで、田代山近くの田代山峠は越えられなかった。

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田代山林道を行く

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(左)田代山の登山口
(右)田代山林道の通行止め地点

来た道を引き返し、国道352号で尾瀬への玄関口にもなっている檜枝岐へ。尾瀬檜枝岐温泉の共同浴場「駒の湯」(入浴料500円)に入る。

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尾瀬檜枝岐温泉の共同浴場「駒の湯」

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(左)「駒の湯」の大浴場
(右)「駒の湯」の露天風呂に入る

湯から上がると、すぐ近くの「檜枝岐村歴史民俗資料館」(入館料210円)を見学。ここはオススメ。なかなかの展示でみごたえがある。

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「檜枝岐村歴史民俗資料館」

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(左)狩猟用具
(中)農具と木工具
(右)漁労の道具

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(左)檜枝岐で盛んにおこなわれていた「木地」の展示
(中)木地師の道具
(右)曲輪づくり

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(左)檜枝岐の方言
(右)檜枝岐歌舞伎

檜枝岐からは国道352号で新潟県境まで行ってみる。
檜枝岐川沿いに走り、「ぶな坂の清水」前を通り、尾瀬探訪の拠点「村営御池ロッジ」前を通り、ゆるやかな峠を越える。その名無しの峠が檜枝岐川と只見川を分けている。
東北南端の豊かな自然を味わいながら下っていくと只見川にかかる金泉橋に出る。そこが福島県と新潟県の境。そのまま国道352号を行けば、枝折峠を越えて小出に出る。

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(左)檜枝岐の案内板
(右)「ぶな坂の清水」

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(左)福島県と新潟県の境を流れる只見川
(右)只見川にかかる県境の金泉橋

そして檜枝岐に戻り、3本目の川俣檜枝岐林道に入っていく。国道352号から3.7キロ地点でダートに突入。10.9キロのダートを走ると、帝釈山脈の 福島・栃木県境の馬坂峠に到達。ここは帝釈山脈の主峰、帝釈山(2059m)の登山口で、帝釈山の山頂まではわずか0.9キロでしかない。

馬坂峠を越え、栃木県側を下ったところではクマとの遭遇。いままで林道を横切るクマを何度か見たが、そのクマは林道を横切るのではなく、DRの前を懸命になって走っていく。速い、速い。やがてポーンとジャンプして森の中に消えた。それはクマからは想像もできないようなじつに俊敏な動き方だった。

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川俣檜枝岐林道を行く

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川俣檜枝岐林道の馬坂峠

最後は川俣湖にかかる川俣大橋のたもとに出たが、37.7キロのダート。そこから鬼怒川沿いに川治温泉に出、来たときと逆のルートで東京に戻るのだった。

(※この項の取材は2006年7月10~11日に行なわれたものです)


2008年6月26日 (木曜日)

今年も届きました「とほ」

[ 01.北海道, 02.東北, b.温泉, h.泊まる, 著者:小原信好]

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■ 昨年にも「今日のコラム とほ宿」で紹介しました
とほネットワーク旅人宿の会」のガイドブック「とほ2008-2009」(定価420円)が届きました
北海道内60軒、本州では北は秋田県田沢湖から南は鹿児島県屋久島まで12軒、全72軒の宿がネットワークに登録されています。
「ツーリングマップル北海道」には、地図上に各宿が載っており、57ページには、旅宿の一覧表が掲載されています。
巻末にある「おすすめ宿」のページでは、4軒を写真入りで紹介しています。
毎年、もっと泊まってたくさんの宿を紹介したいのですが、なかなか泊まることができず、残念です。
今年は、まだ泊まったことのないとほ宿に泊まってみたいと思っています。

■今年版の「とほ」の巻頭には、信州の「とほ宿」巡った紀行文、おすすめの旅の本の紹介、
そして女性鉄道写真家として人気の矢野直美さんのインタビューが掲載されています。
矢野さんとは、以前に昭文社で発行した「ワンダードライブ北海道」で、
一緒に取材してキャンプをしたり温泉を楽しんだことがありました。
美人さんで、気さくな矢野さんは当時、ライターとレポーターとして北海道で活躍されていましたが、
今や、全国区の鉄道ファンに人気の鉄子さんであります。
今、私クマも月に一回、取材で東北の鉄道写真を撮っているので、
いつか矢野さんと鉄道写真談義をしたいと夢みているのですが、いつ実現するのやら。

■ さて、7月7〜9日に開催される「北海道洞爺湖サミット」も近づき、
ますます周辺の警備が厳しくなっているようで、どうやらフェリーで北海道に上陸する人にも、チェックが入っているようです。バイクで旅するライダーは、荷物が多いので、荷物の中を確認したいと言われたら、面倒ですよね〜。