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2008年7月26日 (土曜日)

ツーリング半島 伊豆へ

[ 03.関東・甲信越, a.風景, b.温泉, c.食べる, e.峠, 著者:瀬戸雅彦]

伊豆半島を久々に巡ってきました。

伊豆ツーリングとひとくちに言っても、おすすめルート、おすすめポイントがありますので、ツーリングマップルをよく見てプランをたてていただきたいところです。

今回はなかでも厳選したおすすめポイントを御紹介しましょう。まず食事処として宇佐美の「ふしみ食堂」(関東P12K-1)があります。ライダーのあいだではもうすっかり有名で特に刺身定食、鯵たたき定食は王道です。朝6時から営業しているので、ここで腹ごしらえしてから伊豆半島INがおすすめ。

伊豆高原はいつも渋滞気味でどうも苦手なので、伊東からは川奈方面の海沿いを選び南下。国道135号沿いの北川温泉・黒根岩温泉はすぐ目の前に太平洋がひろがる混浴の絶景露天風呂。ただし朝630分~930分、夕方16時~23時のみの営業(19時~21時は女性専用)と時間制限があるので注意。大川や熱川にも海沿い露天風呂がありますがやはり北川温泉が一番。

相模灘に沿って国道135号を南下していき、南伊豆へ。爪木崎(関東P13H-5)はバイクで岬近くまで行ける岬らしい岬。灯台までの遊歩道もなかなか旅情があっていいのですが、今は少し暑いかもです。ベストは意外にも12月~2月と冬の時期で、スイセンが一面満開になります。

下田からは南端の石廊崎を目指すか、中伊豆に入っていくか、迷うところ。ここでは中伊豆方面をチョイス。小説「伊豆の踊り子」で有名な宿「福田家」(関東P13G-2)は、伊豆らしさを今なお残す雰囲気ある一軒宿。すぐ近くにはひなびた共同浴場もあって、このあたりは中伊豆でも好きな場所です。6月にはホタルの灯が見られる部屋もあり、なんとも風情があります。

ここからはオフロード派なら伊豆で走れる数少ないダートである大鍋林道で峠を越え、大沢温泉別館・山の家野天風呂(関東P13D-2)へ。昭和29年オープンという歴史ある露天風呂は、森林浴もできそうな自然豊かな湯で自家源泉・掛け流し。つい最近までは敷居が湯船の半分ぐらいまである混浴でしたが、今は完全に敷居で分けられた男女別になっていました。

松崎に抜けたあと、県道59号で再び山間部へ。グングン標高を上げて到達する標高900mの仁科峠(関東P12D-6)は、峠が多い伊豆半島の中でももっとも峠らしい峠のひとつ。今の季節でも爽やかな涼風が吹き、牧場の家のソフトクリームを食べて、しばらくいたくなるほどの快適な絶景地。県道411号で土肥峠へ抜けるとそこからはかつての西伊豆スカイラインであり、現在は県道127号として最高に気持ちがいい達磨山頂をかすめるツーリングルートとなりました。ぜひ走ってみてください。戸田峠に抜けパスハンティング(峠狩り)もここで終了。

県道18号で修善寺へ。「筥湯(はこゆ)」(関東P12F-2)は8年前のオープンですが、かつて川沿いにあった9つの外湯のひとつでした。昭和20年代には「独鈷の湯(とっこのゆ)」のみとなってしまいましたが、最近この筥湯のみリニューアルしたというわけです。総檜の香りがただよう内湯でやわらかい陽が射し込み、最高に気持ちがいい湯なのです。僕は伊豆ツーリングの最後に立ち寄ることが多いです。入口ではバイク好きなおじさん(CB1300に乗っていると言っていた)としばしバイク談義。修善寺全体のおおらかな温泉街としての雰囲気も好きなのです。

海の魅力・山の魅力にあふれた伊豆半島。古くからの伊豆らしさは健在ですよ。

Hakoyu2はこ湯」の外観。番台の御主人がまたいい人

Hakoyu_2 個人的にツーリングの締めは、いつも「はこ湯」

Nisina 「仁科峠」。あいにく霧が発生していましたが涼しい~

Oosawa 「大沢温泉」。山間の素朴な露天風呂もいいね

Fukudaya 最高に趣きがある宿「福田家」

Tumekizaki 「爪木崎」は静岡県絶景100選の第3位

Hokkawa 「黒岩根温泉」は潮騒がBGM

Sirasu 「ふしみ食堂」で。この日は地物の「しらす丼」を頂く

2008年7月19日 (土曜日)

外房・鴨川 見どころ&味どころ

[ 03.関東・甲信越, a.風景, c.食べる, 著者:瀬戸雅彦]

今年もツーリングマップル調査取材の季節となった。BMW R1200GS ADVENTUREで関東甲信越の取材を始めました。

例年だと取材の終盤にもってくることが多い房総半島を、今回は初期に取材しました。外房の鴨川は、関東在住の皆さんなら訪れることが多いところかと思いますが、ぜひ次回は訪れてほしい場所が2箇所あります。

まずは、鴨川市太海浜の目前にある名勝仁右衛門島(関東P31J-5)。この島はなんと個人の私有地で、バイクは駐車場に止めて手漕ぎ舟に乗ってアクセスするので、ツーリングに変化がつき、またなかなか興味深い島なのです。所有者・平野仁右衛門の屋敷は1704年に建て直され、これが見学できるのですが、築300年の家はなんとも趣きがあります。また源頼朝が潜んだという洞窟、日蓮聖人が朝日を拝んだ場所など、さまざまな伝説ポイントが点在。ほかにもとても自然豊かな島なので、歩いているだけで楽しめます。岸から眺めるとそれほど大きく見えない島ですが、実際は結構広くて楽しめます。一緒に手漕ぎ舟で渡った家族は、「おもいきって島に来てみてよかったね」と話していました。

Sima_2 浜からわずか100mほどのところに島が見える

Kogu_2 イザ、手漕ぎ舟で島へ。宮本武蔵の心境!?

もう一箇所は、くじら料理で名高い「ぴーまん」(関東P31G-6)。今年で25周年を迎えるというクジラ料理の老舗。近くの和田港にあがるツチクジラをはじめ、さまざまなクジラを味わえます。ちょうど訪れた日に近くの港で解体されたというツチクジラの焼き物のほか、さまざまなクジラの刺身をいただきました。ミンククジラの皮は口の中で溶けるような感じで、特に美味。お店を切り盛りしている女将さんはとても元気で楽しい人で、クジラについてのいろいろな話しが聞けます。和田港にあがるクジラは夏にした捕獲することができず、ひと夏26頭までという制限があるとか。今年は順調に獲れていて15頭を捕獲、残り11頭だそうです。環境保護団体・グリーンピースの抗議で世界的に捕獲も制限されているようですね。

Kujira 「ぴーまん」のクジラ刺身。クジラの種類が札に書いてあった

Img_6068 地元で獲れる「ツチクジラ」の焼き物

房総の郷土料理である「なめろう」や「さんが焼き」は漁師が考案した魚料理で、外房付近で食べられる店が多く、また鴨川市一帯の各店がそれぞれの個性を生かした海の幸の丼、通称「おらが丼」もぜひ食べてみて。ちなみに「おらが」とは「我が家の」という意味。安房鴨川駅近くの地魚創作料理「風神」(関東P31J-4)のおらが丼「海鮮吹寄丼」は、マグロ・イカなど15種類もの魚が盛られていて感激。

Sanga 房総の郷土料理「さんが焼き」。漁師料理が元祖

Donburi 鴨川おらが丼のひとつ、「風神」の「海鮮吹寄丼」

味と見どころ。いずれにしても、房総ツーリングで鴨川を素通りするのは、あまりにもったいないですね。

2008年7月12日 (土曜日)

バイクに駐車スペースを!

[ 03.関東・甲信越, z.その他, 著者:瀬戸雅彦]

もう実感しているライダーの方も多いことと思いますが、大都市での二輪駐車違反取締りが厳しくなっています。

二輪車新聞の調査によりますと、2006年の二輪駐車違反件数が276516件、2007年は521454件とほぼ倍増。しかもその中の約半分251472件が東京都内の件数です。今年はさらに厳しく、都内では駐車しているバイクがめっきり姿を消しました。これはバイク駐車場に止めているのではなく、バイクに乗らなくなったと考えられます。なぜならバイク保有数に比べバイク駐車場の数は圧倒的に不足しているからです。

このガソリンが高騰した時代こそ省エネで機動性が高いバイクを利用したいところですが、この駐車場不足問題でバイクの国内販売は不振気味のようです。ユーザーのみならずバイクショップにとっても深刻な問題で、都内にはお店の前に修理で預かったバイクを置いていたところ、店内に格納するよう注意を受けたとか。広くない店内に置くこともできずに、修理バイクは予約制で持ってきてもらうようにし、修理依頼がめっきり減ったという例もあるようです。

クルマ駐車場や自転車駐車場の多くはバイク駐車禁止という現状。このままでは大都市でバイクに乗る人は減る一方です。そこで日本自動車工業会とNMCA日本二輪車協会は、国や地方自治体にバイク駐車スペースの早急な確保を求める署名運動をはじめ、410日の段階で916784名の署名が集まりました。

78日には都内でバイク雑誌・媒体によるバイク駐車場不足についての意見交換会が行なわれ、私も参加してきました。国内のバイク駐車場不足の実状がわかり、またヨーロッパ・アジアのバイク駐車スペースの実例などが示され、有意義な時間でした。打開策についての活発な意見交換もなされました。今後、各媒体でもこの問題について大きく扱われていくことになると思います。

「バイクに駐車スペースを!」。政府や地方自治体への要望署名はインターネットでも可能です。ツーリングライダーの皆さん、下記にアクセスしてみてください。

www.nmca.gr.jp

Siryou_3 二輪媒体の意見交換会が開催されました

Pari フランス・パリのバイク駐車スペース実例(歩道に設置)

Boronya イタリア・ボローニャのバイク駐車スペース(路地の車道に確保)

(写真:日本自動車工業会)

2008年7月 5日 (土曜日)

BMWが発売する450ccマシン

[ 03.関東・甲信越, g.林道・ダート, j.バイクインプレッション, 著者:瀬戸雅彦]

BMWのツアラーがツーリングの相棒として選ばれるようになりました。実際、高速道路のサービスエリアでもよく見かけます。世界的に好調なバイク販売実績をあげているBMWですが、ライダーの高齢化を危惧して、最近若い年齢層に向けたアクティブなマシンを次々に発表しているのを御存知でしょうか?

その極めつけともいえるマシンがまもなく発売されそうです。ツーリング用バイクではありませんが、450ccのオフロードレース用マシン、G450Xです。昨年からエンデューロ世界選手権に実戦投入され、その登場があまりに突然だったこともあり、インパクトは非常に強いものでした。そのプロトタイプは走破性を充分に見せつけ、今年4月のモーターサイクルショーで日実車がついに日本でもお披露目。そして先ごろスペインで世界のプレス向け試乗会を開催、各国のバイク雑誌にレポートが掲載されました。

6月に群馬県嬬恋で開催されたBMW JAPANが主催する「GS チャレンジ2008」で、ついにデモ走行が行われました。ライダーの三橋淳氏によると燃料を含め120kgというかつてBMWになかった軽量車であり、ユニークなフレーム構造からシート下にある燃料タンクまでBMWならではのテクノロジー満載(なんとタンクキャップがシート上にある)。インジェクション制御の水冷DOHC4ストロークエンジンを搭載。走りはエンジン性能がパワフルなうえにサスセッティングもストロング。トップランカーの走りに応えてくれるマシン性能だということです。

G450Xは、発売時期や価格がまだ未定であるものの、けっして留まることがないテクノロジーの追求は、BMWというメーカーの存在感をさらに強く印象付けるのに充分なマシンといえます。欧州ではすでに発売され、日本でも来年早々に登場する、F650GSのオフロード性能を高めたF800GSも控えていて、BMWの今後の展開は本当にわくわくさせられます。

D2x_1650 GSチャレンジで見せたG450Xの走破性

D2x_1686 大ジャンプも魅せた。ライダーは三橋淳

PHOTO:CHIKARA MURAOKA

2008年6月28日 (土曜日)

トレッキングマシンの世界

[ 03.関東・甲信越, g.林道・ダート, j.バイクインプレッション, 著者:瀬戸雅彦]

最近、トレッキングマシンの発売が続いています。

といっても外国車ですが。まずフランス、スコルパ社が発売したT-RIDE 250F。ヤマハWR250Fのエンジンをトライアルメーカー・スコルパ社の車体(新設計)に搭載したモデル。乾燥重量95kgという軽量さとパワフルなWRレーサーのエンジンで本当に走破性が高く、購入者はトライアル大会のトレッキング部門に出場したり、マウンテン・エンデューロに使用する人もいるようです。林道から廃道、獣道まで、本当にどこまでも走っていけそう。

そしてつい最近、発売になったのが、イタリアのトライアルメーカー・ベータ社が発売したALP125というマシン・「ALP」とはイタリア語で「山」の意味だということですが、こちらも98kgという軽量。ヤマハTT-R125Lのエンジンを使用し、車体はベータの新設計。こちらは先のT-RIDE 250Fに比べて、よりトレッキング的な性格というか、トコトコと道なき道を進み、山菜採りや渓流釣りでポイントまで行くようなことにも向くマシンです。面白いことにタンクカバーとシートがすっぽり取ると、車体がトライアルマシンになってしまうという工夫がされています。こうするとちょっと簡単なセクションで遊んでみたくなります。

これらのマシンは欧州では山岳地帯で道なき道を登っていくトレッキングの相棒として使われているとのこと。何人かで出かけ、走りを楽しんだあと景色のいい場所で持っていったランチを食べ、帰っていくような遊びがされているようです。この手のバイクとしてスペイン・ガスガス社のパンペーラというマシンが長く販売されていました(現在製造中止とのこと)。もともとはトライアル大会の観戦用に作られたマシンだということで、さすがトライアルが盛んなスペインですね。日本ではヤマハ・セローがトレッキングというジャンルの先駆者で、今も変わらない人気ですが、外国車種と違うところは、市街地からハイウエイまでも快適に走れるオールマイティな部分でしょうか。外国車種はその点、もっと使用範囲が限られホビー的要素が強いですが、その分、徹底的にトレッキングで遊べる造りです。

最近、ツーリングライダーの年齢層があがり「大人のホビー」としての要素がさらに成熟しているように思われます。ビッグツアラーもいいですが、こうしたトレッキングマシンもまさに「大人のホビー」にはうってつけでしょう

Tride T-RIDE250Fはなかなか鋭い走り 

http://www.alpes-vent.com/

Alp1 ALP125はトコトコとトレッキング向き

Alp2 ALP125のタンクカバー&シートを取るとトライアルマシンに

PHOTO:ATSUSHI SEKINO

2008年6月22日 (日曜日)

未来のバイク

[ 03.関東・甲信越, j.バイクインプレッション, 著者:瀬戸雅彦]

地球環境に向けた取り組みが各方面でなされ、バイクの開発についても大きく関わってきています。そんななか一台のバイクに試乗する機会がありました。

スズキが総力をあげて開発した燃料電池バイク「CROSSCAGE(クロスケージ)」です。スズキが61314日にバイク雑誌編集長に向けて企画した「2008 CHIEF EDITOR MEETING」のスケジュールの中でその機会がありました。

イギリス「Intelligent Energy社」の空冷式燃料電池システムが搭載された、環境対応と走る喜びを両立させたコンパクトな燃料電池バイクです。この空冷燃料電池のほかに高性能リチウムイオン二次電池が搭載されていて、この二つが最適に電力分配されているそうで、高出力モーターにより力強い加速感を得ることができます。クラッチはなくスクーター同様にアクセルとブレーキ操作のみで、スズキ竜洋テストコースの中に設定した特設コースを走らせてもらいました。このバイクの現段階での航続距離は200kmだそうです。

音はなく、しかし走りが楽しめるバイクというのは、乗ってみると不思議な感じです。正直、バイクの魅力が少しスポイルされている感がありましたが、しかし社会一般の立場からするとバイクのイメージがかなり変わるように思いました。人によってはバイクを快く思わない、その一番の原因は、バイクの「音」ではないでしょうか。このCROSSCAGEに乗っているライダーを見て眉をしかめる人はおそらく皆無でしょう。

これからのバイクは地球環境との関わり方とともに、世間一般との関わり方つまり社会の中でのバイクの在り方を考えていくことになるでしょう。とはいえバイクは趣味性の高い乗り物。ライダーの満足感とのバランスが大切になるでしょう。

Img_5471_5 なんとも斬新なスタイル

Img_5474 燃料は高圧水素タンク

Img_5479_2 走ってみると音はかすかなモーター音のみ

Img_5479

2008年6月14日 (土曜日)

GSチャレンジ2008

[ 03.関東・甲信越, f.出会い, g.林道・ダート, 著者:瀬戸雅彦]

今年もBMW JAPANが主催するオフロードイベント「GSチャレンジ」に取材を兼ねて行ってきました。GS乗りが共に集い、走り、競うという主旨のこのイベント、今年で3回目の開催となります。会場は一昨年、昨年と、静岡県森町でしたが、今年は群馬県浅間山麓のバラギ高原キャンプ場を出発点とした林道を含むコマ図ツーリングと、浅間火山レース跡地でのスキルチャレンジ(自由参加)で構成。300台もの参加という過去2回以上のスケールで大盛況。

さらに10月にアフリカ・チュニジアでの開催が予定される「インターナショナルGSトロフィー」つまり、日本・ドイツ・フランス・イタリア・スペインの5カ国の代表ライダーが参加するオフロードイベントの日本選考会も兼ねているというから、今年のGSチャレンジは盛り上がる訳です。「GSチャレンジ」という名称のイベントですが、これは「自分なりのチャレンジ」という意味で、例えば初めての林道&コマ図ツーリングにチャレンジするという目的も、その方にとって大きな意義があることでしょう。なにより共にGSを楽しむ者同士が喜びを分かち合うことが大きなテーマとなっています。

GSは今、世界的に人気が高いようですが、日本もまた同様。HP2というよりオフロードに特化したマシンの販売台数は、本国ドイツを除くとイタリアの次に日本が続くそうです。これほどまでのGSの魅力とは、所有感、そして冒険心を満たす大人の趣味、といったところでしょうか。そんな人気が追い風となり、来年もさらにスケールアップしてこのイベントは開催されるとのこと。

ウワサのBMWのエンデューロマシンG450Xも今回お目見えし、オフロードライダー&ドライバー三橋淳さんが豪快にデモンストレーションを行いました。今後、さらにBMWオフロードワールドは過熱していきそうです。

Camp 浅間山麓のバラギ高原キャンプ場に宿泊

Sp ツーリングにはチェックポイントを設定

Charange チャレンジャーもギャラリーも真剣、スキルチャレンジ

PHOTO:CHIKARA MURAOKA

2008年6月 9日 (月曜日)

ネイチャーマシンが登場

[ 03.関東・甲信越, j.バイクインプレッション, 著者:瀬戸雅彦]

T-RIDE250Fというバイクを御存知でしょうか? フランス・スコルパの車体にヤマハWR250Fのエンジンを積んだ、つまりトライアルとエンデューロの中間に位置するようなカテゴリーのバイクです。

同じようなカテゴリーのバイクとしてスペイン・ガスガス社のパンペーラというバイクが長く発売されてきましたが、もともとはトライアル大会の観戦用に作られたバイクだったそうです。つまり自然が険しい会場を移動するのにシートが薄いまたは無いトライアルバイクを使うのはしんどいし、子供を後ろに乗せて移動という訳にもいかない。そこで登場したパンペーラですが、トライアル観戦という目的でバイクを作ってしまうあたりがトライアルという競技が国民の中に根付いているスペインらしいですね。そして発売後は本来の目的以外に仲間で山へ乗っていき、見晴らしがいいポイントまでバイクトレッキングを楽しみ、持ってきたランチを楽しむような使い方が頻繁にされているという話を聞いたことがあります。

今回、日本での発売が始まったT-RIDE250Fも、同様に自然の奥へ入っていくような楽しみ方ができそうです。例えば渓流釣りのポイント近くまで、釣竿と仕掛けをバッグに忍ばせてヒタヒタと目指していけそうな走破性を持つバイク。あるいは山菜を摘みに廃道をトコトコとアプローチしていけそうなバイク。もちろんハイカーと出会うことを想定して極力こちらの顔が見えるジェットヘルを着用し、ハイカーと出会ったときには徐行&挨拶をするという最低限のマナーは不可欠。相手に威圧感を与えない気遣いが重要です。極低速でトライアルタイヤを使って進むことで自然に対してもローインパクト。

スコルパの車体+ヤマハのエンジンというタッグではTYS125Fというエントリーユーザーにも扱いやすいトライアルマシンが大ヒットし、確かな実績があります。ここで使用されたヤマハのエンジンはTT-R125でおなじみの耐久性と扱いやすさに優れたものでした。その後に登場したタンク容量を大きくしたTYS125F LONGRIDEも、ツーリングトライアルで航続距離が長く稼げ、魅力的なマシンです。

今回のT-RIDE250Fは、フロントサスはマルゾッキ正立フォーク、リヤサスはザックスを採用。わずか95kgという車重とあいまって道なき道をどこまでも進んでいけそうなこのマシン。また大人のバイク&ネイチャーライフを演出してくれそうな、オフロード派には興味深いバイクの登場です。

詳しくはhttp://www.alpes-vent.com/

_dsc0306 スイッチ類は独特のレイアウト

Under 十分な強度のアンダーガード

Meter タコメーターも付いたデジタル多機能メーター

Enjin ヤマハWR250Fのエンジンを搭載

Masin スリムなボディのT-RIDE250F

2008年5月31日 (土曜日)

ノスタルジック発見

[ 03.関東・甲信越, f.出会い, 著者:瀬戸雅彦]

ツーリングに出かけて思わず「あっ、得した」と思えるささいな出来事があります。

雄大な風景を見ながら快適にバイクを走らせたり、旅先でおいしいものを食べたり、という体験はもちろんツーリングの中でのメインの楽しみなのですが、もっと小さな感動に突然出会ったりします。

私の場合、そのひとつはバイクに乗っている我が姿を客観的に見ることができたとき。例えば信号待ちで商店の窓に映る自分だったり、高速道路でトラックの後ろについたときに車体に映る自分だったり。旅の一部始終を主観的に見て感じるのがツーリングですが、突然バイクに乗った自分の姿を見たときには「へ~、こんな感じか」とか「カッコいいな、俺・・・」なんておおいなる勘違いに陥ったりしています。

もうひとつが「古きよき懐かしさ」に出会ったとき。都心では見かけにくいですが、旅先で突然、懐かしい看板に出会ったことは皆さんもあると思います。下の写真にあるようなおなじみのキャラクターによる懐かしい看板。これはもう一瞬、若かりし頃の自分にタイムスリップしてしまう小ハプニング。円柱型の郵便ポストとか、手漕ぎの井戸とか、藁葺き屋根の家屋とか、ノスタルジックな光景は味わい旅にかかせないスパイスになります。

バイクに乗っている人は同年代の人に比べて若々しい、というのは間違いありません。それはバイクが五感をフルに使う乗り物であり、旅先で多くの体験をして感動し喜怒哀楽さまざまな感情に包まれるから。バイクが「心と体の健康器具」といわれる所以です。今週日曜日は梅雨どきであるにもかかわらず、ほぼ全国、日が差す予報(東北の一部のみ残念)。ぜひ感動に出会いにバイクを走らせてはいかが?

00527 いまでも「水戸黄門」で出会えます

00531  当時、虫に向かってかけていたんですね

00548 よく食べました。ククレもね

PHOTO:ATSUSHI SEKINO

2008年5月24日 (土曜日)

女性ライダーの祭典

[ 03.関東・甲信越, f.出会い, 著者:瀬戸雅彦]

WIMA