ツーリング半島 伊豆へ
[ 03.関東・甲信越, a.風景, b.温泉, c.食べる, e.峠, 著者:瀬戸雅彦]
伊豆半島を久々に巡ってきました。
伊豆ツーリングとひとくちに言っても、おすすめルート、おすすめポイントがありますので、ツーリングマップルをよく見てプランをたてていただきたいところです。
今回はなかでも厳選したおすすめポイントを御紹介しましょう。まず食事処として宇佐美の「ふしみ食堂」(関東P12K-1)があります。ライダーのあいだではもうすっかり有名で特に刺身定食、鯵たたき定食は王道です。朝6時から営業しているので、ここで腹ごしらえしてから伊豆半島INがおすすめ。
伊豆高原はいつも渋滞気味でどうも苦手なので、伊東からは川奈方面の海沿いを選び南下。国道135号沿いの北川温泉・黒根岩温泉はすぐ目の前に太平洋がひろがる混浴の絶景露天風呂。ただし朝6時30分~9時30分、夕方16時~23時のみの営業(19時~21時は女性専用)と時間制限があるので注意。大川や熱川にも海沿い露天風呂がありますがやはり北川温泉が一番。
相模灘に沿って国道135号を南下していき、南伊豆へ。爪木崎(関東P13H-5)はバイクで岬近くまで行ける岬らしい岬。灯台までの遊歩道もなかなか旅情があっていいのですが、今は少し暑いかもです。ベストは意外にも12月~2月と冬の時期で、スイセンが一面満開になります。
下田からは南端の石廊崎を目指すか、中伊豆に入っていくか、迷うところ。ここでは中伊豆方面をチョイス。小説「伊豆の踊り子」で有名な宿「福田家」(関東P13G-2)は、伊豆らしさを今なお残す雰囲気ある一軒宿。すぐ近くにはひなびた共同浴場もあって、このあたりは中伊豆でも好きな場所です。6月にはホタルの灯が見られる部屋もあり、なんとも風情があります。
ここからはオフロード派なら伊豆で走れる数少ないダートである大鍋林道で峠を越え、大沢温泉別館・山の家野天風呂(関東P13D-2)へ。昭和29年オープンという歴史ある露天風呂は、森林浴もできそうな自然豊かな湯で自家源泉・掛け流し。つい最近までは敷居が湯船の半分ぐらいまである混浴でしたが、今は完全に敷居で分けられた男女別になっていました。
松崎に抜けたあと、県道59号で再び山間部へ。グングン標高を上げて到達する標高900mの仁科峠(関東P12D-6)は、峠が多い伊豆半島の中でももっとも峠らしい峠のひとつ。今の季節でも爽やかな涼風が吹き、牧場の家のソフトクリームを食べて、しばらくいたくなるほどの快適な絶景地。県道411号で土肥峠へ抜けるとそこからはかつての西伊豆スカイラインであり、現在は県道127号として最高に気持ちがいい達磨山頂をかすめるツーリングルートとなりました。ぜひ走ってみてください。戸田峠に抜けパスハンティング(峠狩り)もここで終了。
県道18号で修善寺へ。「筥湯(はこゆ)」(関東P12F-2)は8年前のオープンですが、かつて川沿いにあった9つの外湯のひとつでした。昭和20年代には「独鈷の湯(とっこのゆ)」のみとなってしまいましたが、最近この筥湯のみリニューアルしたというわけです。総檜の香りがただよう内湯でやわらかい陽が射し込み、最高に気持ちがいい湯なのです。僕は伊豆ツーリングの最後に立ち寄ることが多いです。入口ではバイク好きなおじさん(CB1300に乗っていると言っていた)としばしバイク談義。修善寺全体のおおらかな温泉街としての雰囲気も好きなのです。
海の魅力・山の魅力にあふれた伊豆半島。古くからの伊豆らしさは健在ですよ。











































































































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