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2008年7月22日 (火曜日)

中蒜山オートキャンプ場

[ 06.中国・四国, h.泊まる, 著者:博田 巌]

全国的に梅雨明けしたこの週末、西日本では各地で35℃を越えるなどとても暑かったです。20日には愛媛県大洲市でなんと38℃を越えたようです。暑いわけですね。

3連休ということで大型バイクが走る姿をよく見かけました。私はというと仲間たちと林道ツーリングを楽しみました。走っている間は大丈夫なのですが走るのを止めると汗が噴出す感じでたくさん汗をかきました。山の中の木陰で吹いてくる風はとても気持ちよく、いつものように話が弾みなかなか前に進みませんでした。仲間の一人がパンク修理をしている間には川遊びも楽しむことが出来ました。途中、四万十市中津川(90D-5)ではどろんこ運動会が行われていて山間の田んぼに若者たちのとても楽しそうで賑やかな声が響き渡っていました。

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夜には以前にも紹介したことのある高知県津野町にある宿泊施設“森の巣箱”で鰹のタタキや鮎などを食べることが出来、満足な一日でした。

さて、夏といえば取材の季節ですがなぜか毎年のように訪れたくなる場所があります。大山や蒜山高原もそんな場所の一つ。夏場でも比較的涼しくバイクで走るには最高の場所ですね。蒜山高原や大山周辺には設備の整ったキャンプ場が多く、キャンプ好きなライダーには嬉しいエリアですが、蒜山高原の真ん中、蒜山高原の中を走る県道422号沿いにある中蒜山オートキャンプ場(8M-6)も毎々訪れたくなる場所の一つです。中蒜山オートキャンプ場は、いたってシンプルな設備で、高原の草原がそのままキャンプ場になったという感じでとても気持ちのよい場所です。バイクや車の乗り入れ自由な広々とした場内はあまり混雑せず快適に利用することが出来ます。ふかふかの牧草の上にテントを張るとマットもいらないほどです。夜には星もよく見え夜空も楽しむことも出来ます。近くには蒜山やつか温泉快湯館(9B-6(10:0021:30受付)があり、テントを張った後に汗を流しに行くのも良いです。買出しはキャンプ場から南に出たR482沿いのスーパーなどが利用できますが遅くまでは開いていないので注意が必要です。また受付がキャンプ場から塩釜の冷泉に向かう道沿いですのでこちらも注意が必要です。

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中蒜山オートキャンプ場

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2008年7月17日 (木曜日)

北海道2008年夏、第一弾取材報告

[ 01.北海道, b.温泉, d.道, h.泊まる, 著者:小原信好]

 「北海道2008春の花紀行」に続き、まずは7月の取材第一弾に行ってきました。

これまでの最新情報は

北海道最新情報

北海道最新情報再び

今年も届きました「とほ」」で。

■ホクレン「セーフィティサマー北海道」キャンペーン実施中(8月31日まで)。

5リットル給油ごとに、スタンプ1コ押印残。スタンプ10コで、グッズに応募。残念ながら、夏の風物詩であったキャンペーンフラッグの無料プレゼント、今年はありません。(お店によっては、昨年2007年のフラッグをくれる所もあります)。応募してゲットできるオリジナルフラッグがあります。当たったら来年、自慢げに荷物にくくりつけて走ろう(笑)。ただし、いくつかのGSでオリジナルフラッグをプレゼントしている情報があります。探してみましょう!

また、「ホンダ販売店」では、安全運転宣言にサインするとホンダのオリジナルフラッグをプレゼントしてくれます。

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■ガソリンは、羅臼町でレギュラー185円、ハイオク195円(7/8現在)でした。もうすぐ200円に突入しそう…。もしかして離島はもう200円オーバー?バイク旅でも節約が大変になってきました。

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■小樽市街地地図(北海道63B-5)に掲載されている「あじ福」は削除。

帯広市街地で紹介している「中華ちらし あじ福」」(北海道63G-4)と重複しています。

  斜里町ウトロにある、素泊まりの温泉宿「番屋の湯」(北海道50C-2)の宿名を、「番屋の宿」に訂正。二人用バンガロー3棟(ベット、布団)。宿泊料2,500円(一人)。電話0152-24-3858

  ライダーハウス「熊の宿」(北海道50G-1)は閉鎖。

食堂と民宿は営業中。

  ライダーハウス「マックス」(北海道50G-1)は、夏季のみの営業(営業期間未確認)。

  ライダーハウス「知床夢工房」(北海道50F-2)は、営業が確認できませんでした。

  「釧路健康センター」(北海道64D-3)は、利用者減少と、燃料費高騰で、8月28日で閉館が決定。

<交通情報>

■「金八峠」(北海道47G-3)は7/6現在、通行止め。

  カムイワッカ湯の」(北海道50D-1)は、今年度も交通規制中で一般車両は通行できません。

シャトルバスは7月13日よ9月20日まで運行。詳しくはこちらで

  やはり今年も「摩周湖」(北海道70F-4)への交通規制が実施されます。

規制期間は8月25日(月)~9月7日(日)の8:0017:00。摩周湖まではシャトルバスでのアクセスになります。詳しくはこちらで

<追加情報>

■「ロイズチョコふと美工場」(北海道23H-2)。

北海道のお土産で人気のロイズチョコレート発祥の地。小さいですが売店があって、コーヒーの無料試飲コーナーがあります。写真はロイズの駐車場にて。トヨタ2000GTっていうのがシブイ!

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以前に紹介した、北見市の「歩行者優先標識の道」(北海道48G-2)。

今年は、その標識の数を数えてみました。約2kmの直線道路に、80枚の標識がありました。いくら学校があるからといっても、あり過ぎ…。

  ライダーハウス「雑魚寝処」(北海道50F-3)。

以前住んでいた自宅に1986年に熊が入り、冷蔵庫をあさり、お酒まで飲んだというエピソードがある、民宿「熊の入った家」のライダーハウス。お酒を飲んでいるヒグマのモニュメントが目印。

宿泊料1000円。布団付き。コインランドリー有り。民宿と食堂を併設。

宿の前には「二ツ岩キャンプ場」(500円)があって、夏には海を望みながら入浴できる五右衛門風呂も登場。

■標津川温泉「ホテル川畑 ぷるけの館」(北海道44D-5)。

露天風呂有り。コインランドリー有り。入浴料500円。「しべつ海の公園キャンプ場」より徒歩3分。

■美瑛町「青池」(北海道33G-2)。

今まで、ツーリングマップル北海道への掲載を控えてきました。

白金温泉のお湯が川に流れ込み、青色をした美瑛川の水が護岸工事のため、溜池になった通称「青池」。

立ち枯れ田た林とエメラルド色の池という神秘的な景色として、穴場のスポットでした。

以前、「ツーリンBlog」で、紹介はしましたが、護岸工事中という事で、トラックが出入りするので、危険なため、町もインフォメーションセンターでの場所の公開は中止していました。

工事終了後は、池の水を抜いてしまうので、池は消滅する予定でした。

美瑛川河川沿いは町の所有でしたが、国に所有権を譲渡したため、現在は国の管理となっています。国は町の「青池」保存申請に応じてくれたそうで、池の水が残るような護岸をしてくれました。以前よりは水位が低いようですが、「青池」は残りました。

人工池ではありますが、その美しさは素晴らしいです。

現地までは案内板はありません。ネット等で地図がアップされています。

今回、地図で紹介しようと思いましたが、残念ながら道道966号線からの詳しい道が記載されていません。道道からは砂利道と分岐がありますので、下調べしてから、現地にアクセスしてください。

また、付近には「美瑛クレー射撃場」があるので、道から外れて森には絶対に入らないように!

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■次回は、2008年北海道第一弾取材グルメ編を紹介します。

2008年7月11日 (金曜日)

東北四端紀行 北端編(その1)

[ 02.東北, a.風景, b.温泉, e.峠, g.林道・ダート, h.泊まる, 著者:賀曽利隆]

「東北・北端編」の出発点は八戸道の終点、八戸北IC(高速道はそのまま百万石道路→第二みちのく道路となって三沢まで通じている)。そこから国道338号で三沢へ。スズキDR-Z400Sを走らせる。

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八戸道の八戸北ICに到着!

「米軍三沢基地」で知られる三沢は、知られざる温泉の宝庫。市内の何ヵ所にも温泉銭湯があり、何軒かの温泉旅館がある。そんな三沢の温泉を1日かけてまわり、太郎温泉でひと晩、泊まった。ここには温泉銭湯に隣りあって温泉旅館があるが、朝食つきで3825円という安い宿泊費で泊まれた。

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三沢の太郎温泉を出発

翌朝、三沢から太平洋岸の国道338号を北上。三沢の淋代海岸には「太平洋無着陸横断記念碑」。「ミスビードル号記念広場」には「ミスビードル号」の実物大の模型が飾られている。

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「ミスビードル号」の模型

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(左)淋代海岸
(右)国道338号を北上

昭和6年(1931年)10月4日午前7時01分、アメリカ人クライド・E・バングボーンとヒュー・ハーンドン・ジュニアの2名の乗ったベランカ単葉機、朱色の「ミスビードル号」は425馬力のエンジン音を響かせ、この地からアメリカ・ユタ州のソルトレークシティーを目指して飛び立った。

その2日後の午前0時14分、シアトル東方のワシントン州ウェナッチ飛行場に胴体着陸し、人類史上初の太平洋無着陸横断飛行を成しとげた。飛行距離は7910キロ、飛行時間は41時間13分、平均飛行速度は192キロ(毎時)だった。

淋代海岸は今も、その名の通りの淋しげな海岸だが、この地は劇的な歴史の1ページを飾った舞台でもあるのだ。

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(左)小川原湖の出口
(右)小川原湖から流れ出る高瀬川

小川原湖から流れ出る高瀬川を渡り、さらに国道338号を北上し、下北半島に入っていく。「原燃」の原子燃料サイクル施設群や石油備蓄基地の巨大タンク群を見、六ヶ所温泉の湯に入り、県道179号のダート区間を走ったりしながら物見崎に到着。白糠漁港出口の岬には白い灯台が立っている。

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(左)六ヶ所温泉に入る
(右)県道179号のダート区間(6.0km)を走る

何年か前に灯台の真下で野宿したとこのことが鮮やかに思い出される。夜が明けてさて、出発しようかというときに、地元のおばちゃんがやってきた。
「よく、ここで寝られたねえ」

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(左)物見崎の灯台
(右)物見崎の海岸

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物見崎の吸い込まれそうな海

その何日か前に、若い母親が小さな娘2人を道づれに海に飛び込んだという。母親と娘さん1人の遺体は収容されたが、もう1人の乳飲み子はいまだに発見されていないという。物見崎の海はすばらしくきれいだし、岬から眺める風景もじつに美しい。そんな岬で…。国道338号から県道248号→県道172号→県道6号で下北半島北西端の尻屋崎へ。

岬への入口にはバーが下りている。その手前でDRを停め、「二輪車用押しボタン」を押し、バーを上げて入っていく。岬周辺の草地では「寒立馬」で知られる骨太の馬や牛が放牧されている。

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(左)尻屋崎入口のゲート
(右)尻屋崎の海岸線の道。正面に灯台

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尻屋崎は自然の花畑!

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(左)尻屋崎の寒立馬
(右)寒立馬の親子

松林を走り抜け、海岸に出る。白っぽい石灰岩の道が岬突端の灯台へとつづいている。そこには「本州最涯の地」碑が建っている。岬と灯台は切っても切れない関係にあるが、ここの灯台は日本に数ある灯台の中でも一番、絵になる(と思っている)。

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尻屋崎の灯台

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(左)「本州最涯地」碑
(右)尻屋崎周遊道路を行く寒立馬

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(左)「絶景路」の尻屋崎周遊道路
(右)海に落ちる山並み。その向こうは「尻労」の集落

DRを停めると、岬の涯っぷちに座り、海を眺めた。左手には下北半島の山々が重なりあって見える。その山並みはストンと海に落ちている。目の向きを変えると、北海道の山影が津軽海峡の水平線上に霞んで見える。その右端が恵山岬だ。

尻屋崎からは県道6号で下北半島の中心、むつの田名部へ。

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(左)宇曽利山湖畔にDRを停める
(右)宇曽利山湖


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宇曽利山湖の風車

田名部からは県道4号で恐山に行く。入山料の500円を払い、「日本三大地獄」の恐山を歩く。そのあと恐山温泉の湯に入る。境内には4湯の湯屋があるが、4湯とも素朴感の漂う木造りだ。「古滝の湯」→「冷抜の湯」→「薬師の湯」→「花染の湯」という順番で4湯をまわった。女性専用の「古滝の湯」以外の3湯に入ったが、「冷抜の湯」と「薬師の湯」は男性専用、「花染の湯」は混浴になっている。

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恐山温泉「花染の湯」

どこも木の湯屋、木の湯船、木の洗い場。総木造りの温泉なんて、今の時代では最高の贅沢。白濁色の湯には酸味があり、強い硫黄臭がある。駐車場には観光バスがズラズラズラッと並ぶような恐山なのだが、3湯とも入浴客はぼく一人だった。

恐山温泉に大満足し、田名部へと下る。その夜は田名部に近い斗南温泉の「むつグランドホテル」に泊まり、翌日、「東北最北端」の地を目指した。






2008年6月27日 (金曜日)

東北四端紀行 南端編(その4)

[ 02.東北, b.温泉, c.食べる, e.峠, g.林道・ダート, h.泊まる, 著者:賀曽利隆]

関東と東北を分ける帝釈山脈の峠を越えようと、スズキDR-Z400Sを走らせ、東京から東北道で宇都宮ICへ。そこから日光宇都宮道路に入っていく。今市ICで降り、国道121号を北へ。鬼怒川温泉、川治温泉と通り、五十里湖畔で県道249号で平家落人伝説の湯西川温泉へ。そこでDRを停めた。

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(左)東北道の宇都宮IC
(右)湯西川沿いの湯西川温泉

温泉街をプラプラ歩き、湯西川にかかる湯前橋のたもとにある共同浴場の湯に入る。湯銭箱に100円を入れて湯につかった。ここは混浴の湯だが、入浴客はぼく一人。泉質自慢の湯を独り占めした。う~ん、たまらん!

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湯西川温泉。左手の手前が共同浴場

ここから東北南端の帝釈山脈の峠越えを開始した。安ヶ森林道、田代山林道、川俣檜枝岐林道と3本の林道で中央分水嶺の帝釈山脈の峠を越えるのだ。

まずは安ヶ森林道。湯西川温泉から来た道をわずかに戻り、安らぎの森キャンプ場への道に入っていく。キャンプ場前を通り、安ヶ森林道に入っていく。そして栃木・福島県境の安ヶ森峠に到着。栃木県側は全線舗装。かつては路面に白砂の浮くスリッピーなおもしろいダートだったのだが…。峠には「林道開通記念碑」が建っている。

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安ヶ森峠の「林道開通碑」

帝釈山脈の安ヶ森山(1353m)の西側の安ヶ森峠は田代山林道の田代山峠、川俣檜枝岐林道の馬坂峠に比べると標高が低いので、積雪時や残雪時など田代山林道&川俣檜枝岐林道が通れないときでも、ここは通れることがよくある。

安ヶ森峠を越えて福島県側に入るとうれしいダート。「林道天国」の東北を象徴するかのような峠を境にしての変化だ。峠を下り、渓流沿いを走り、森の中を抜けていく。路面は整備されていて走りやすい。15.3キロのダートを走りきり、国道352号に出た。

そのあと奥会津をめぐり、その夜は木賊温泉の民宿「若松屋」に泊まった。
「若松屋」では美人女将のえみ子さんが地のものをふんだんに使った夕食を用意してくれる。えみ子さんに会いたくて、えみ子さんの手づくりの夕食を食べたくて、「若松屋」に泊まりに来るライダーは少なくない。その夜はえみ子さんにつがれるままに飲み、おおいに語りあい、

「私も放浪の旅に出たい!」

などといわれてよけいに盛り上り、宴は夜中までつづいた。
翌朝は「若松屋」前の岩風呂に入る。混浴の露天風呂。湯につかりながら目の前の西根川の流れを見る。体が火照ると冷たい流れに入って渓流浴。これがいいのだ。体がシャキーッとする。朝食を食べ、食後のコーヒー(「若松屋」では欠かせない)を飲み、またひとしきりえみ子さんと話し、出発。2本目の田代山林道に向かっていく。

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木賊温泉の民宿「若松屋」の夕食

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(左)木賊温泉の混浴露天風呂の「岩風呂」
(右)木賊温泉の「岩風呂」の前を流れる西根川

木賊温泉からは唐沢林道で唐沢峠を越え、湯ノ花温泉へ。トンネルが建設中だが、なかなか完成しない。唐沢林道には2.6キロのダートが残っている。

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唐沢林道の唐沢峠

湯ノ花温泉には全部で4ヶ所に共同浴場があるが、そのうち「湯端の湯」(入浴料200円)に入り、最奥の集落、水引から田代山林道に入っていく。すぐにダート。水引から11.4キロ地点が田代山の登山口。帝釈山脈の田代山は標高1926メートル。山上には「小尾瀬」といわれる田代山湿原があり、花の季節になると駐車場は満杯になるくらい登山者がやってくる。ここから田代山の山頂までは2.0キロだ。

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湯ノ花温泉の共同浴場「湯端の湯」
「湯端の湯」の浴室内

さて、田代山林道だが、田代山登山口の先で通行止め。よくあることなのだ。田代山林道は近年、ひんぱんに通行止めになっている。福島県側はたいてい問題ないのだが、栃木県側が通れない。ということで、田代山近くの田代山峠は越えられなかった。

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田代山林道を行く

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(左)田代山の登山口
(右)田代山林道の通行止め地点

来た道を引き返し、国道352号で尾瀬への玄関口にもなっている檜枝岐へ。尾瀬檜枝岐温泉の共同浴場「駒の湯」(入浴料500円)に入る。

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尾瀬檜枝岐温泉の共同浴場「駒の湯」

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(左)「駒の湯」の大浴場
(右)「駒の湯」の露天風呂に入る

湯から上がると、すぐ近くの「檜枝岐村歴史民俗資料館」(入館料210円)を見学。ここはオススメ。なかなかの展示でみごたえがある。

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「檜枝岐村歴史民俗資料館」

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(左)狩猟用具
(中)農具と木工具
(右)漁労の道具

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(左)檜枝岐で盛んにおこなわれていた「木地」の展示
(中)木地師の道具
(右)曲輪づくり

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(左)檜枝岐の方言
(右)檜枝岐歌舞伎

檜枝岐からは国道352号で新潟県境まで行ってみる。
檜枝岐川沿いに走り、「ぶな坂の清水」前を通り、尾瀬探訪の拠点「村営御池ロッジ」前を通り、ゆるやかな峠を越える。その名無しの峠が檜枝岐川と只見川を分けている。
東北南端の豊かな自然を味わいながら下っていくと只見川にかかる金泉橋に出る。そこが福島県と新潟県の境。そのまま国道352号を行けば、枝折峠を越えて小出に出る。

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(左)檜枝岐の案内板
(右)「ぶな坂の清水」

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(左)福島県と新潟県の境を流れる只見川
(右)只見川にかかる県境の金泉橋

そして檜枝岐に戻り、3本目の川俣檜枝岐林道に入っていく。国道352号から3.7キロ地点でダートに突入。10.9キロのダートを走ると、帝釈山脈の 福島・栃木県境の馬坂峠に到達。ここは帝釈山脈の主峰、帝釈山(2059m)の登山口で、帝釈山の山頂まではわずか0.9キロでしかない。

馬坂峠を越え、栃木県側を下ったところではクマとの遭遇。いままで林道を横切るクマを何度か見たが、そのクマは林道を横切るのではなく、DRの前を懸命になって走っていく。速い、速い。やがてポーンとジャンプして森の中に消えた。それはクマからは想像もできないようなじつに俊敏な動き方だった。

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川俣檜枝岐林道を行く

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川俣檜枝岐林道の馬坂峠

最後は川俣湖にかかる川俣大橋のたもとに出たが、37.7キロのダート。そこから鬼怒川沿いに川治温泉に出、来たときと逆のルートで東京に戻るのだった。

(※この項の取材は2006年7月10~11日に行なわれたものです)


2008年6月26日 (木曜日)

今年も届きました「とほ」

[ 01.北海道, 02.東北, b.温泉, h.泊まる, 著者:小原信好]

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■ 昨年にも「今日のコラム とほ宿」で紹介しました
とほネットワーク旅人宿の会」のガイドブック「とほ2008-2009」(定価420円)が届きました
北海道内60軒、本州では北は秋田県田沢湖から南は鹿児島県屋久島まで12軒、全72軒の宿がネットワークに登録されています。
「ツーリングマップル北海道」には、地図上に各宿が載っており、57ページには、旅宿の一覧表が掲載されています。
巻末にある「おすすめ宿」のページでは、4軒を写真入りで紹介しています。
毎年、もっと泊まってたくさんの宿を紹介したいのですが、なかなか泊まることができず、残念です。
今年は、まだ泊まったことのないとほ宿に泊まってみたいと思っています。

■今年版の「とほ」の巻頭には、信州の「とほ宿」巡った紀行文、おすすめの旅の本の紹介、
そして女性鉄道写真家として人気の矢野直美さんのインタビューが掲載されています。
矢野さんとは、以前に昭文社で発行した「ワンダードライブ北海道」で、
一緒に取材してキャンプをしたり温泉を楽しんだことがありました。
美人さんで、気さくな矢野さんは当時、ライターとレポーターとして北海道で活躍されていましたが、
今や、全国区の鉄道ファンに人気の鉄子さんであります。
今、私クマも月に一回、取材で東北の鉄道写真を撮っているので、
いつか矢野さんと鉄道写真談義をしたいと夢みているのですが、いつ実現するのやら。

■ さて、7月7〜9日に開催される「北海道洞爺湖サミット」も近づき、
ますます周辺の警備が厳しくなっているようで、どうやらフェリーで北海道に上陸する人にも、チェックが入っているようです。バイクで旅するライダーは、荷物が多いので、荷物の中を確認したいと言われたら、面倒ですよね〜。
私はサミット期間中に北海道上陸予定なので、今から憂鬱です。
洞爺湖周辺のキャンプ場情報は、6月5日にアップした「北海道サミットキャンプ場情報」を参考にしてください。
また、新しい情報を下記にアップしましたので、自分のツーリングマップルに、チェック入れてくださいね。
<北海道温泉情報>
オソウシ温泉(北海道26B-1)は現在、休泉中。
○ 北広島温泉(北海道23I-5)の「楓楓(ふうふう)」が、8月上旬オープン予定。

■ 最後に、夏に東北を旅するライダーにキャンペーン情報を。
7月1日〜8月31日まで、東北6県で
ウェルカムライダーキャンペーン」が出光のガソリンスタンドでおこなわれます。
8月30〜31日に、岩手県で開催される歴史に長いトライアルイベント「第32回出光イーハトーブトライアル大会」に伴って開催されるもので、出光興産冠協賛20周年イーハトーブトライアル大会記念イベントとしてバイク限定のキャンペーンなのです。
キャンペーンののぼりがある出光SSで、東北6県中3県以上で各10リットル以上給油すると、
エントリーハガキにスタンプを押してくれます。
そのハガキを応募すると、抽選で1,000名にイーハトーブオリジナルキャッシュプリカ(500円分)が当たります。
オリジナルプリカっていうのがそそりますね。使わないで、保存したいくらいです(笑)

2008年6月13日 (金曜日)

東北四端紀行 南端編(その2)

[ 02.東北, a.風景, b.温泉, c.食べる, e.峠, g.林道・ダート, h.泊まる, 著者:賀曽利隆]

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茨城県の水戸から国道6号を北上。スズキDR-Z400Sを走らせ、県境を越えて福島県に入る。福島県に入って最初の交差点を右折し、勿来漁港の岸壁にDRを停めた。目の前の高台は断崖になって海に落ちているが、そこが関東と東北を分ける鵜ノ子岬。東北の岬の中では最南端になる。岬をはさんで反対側(裏側)は北茨城の「アンコウ漁」で知られた平潟漁港になる。岬の断崖には海食洞の穴があいているが、そこからは平潟漁港がチラッと見える。

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東北と関東を分ける鵜ノ子岬。ここは東北最南端の岬